Sun N1 System Manager 1.0 インストールおよび構成ガイド

ProcedureRedHat Linux を手動でインストールする

手順
  1. RedHat Linux インストール CD-ROM の 1 枚目を N1 System Manager 管理サーバーの DVD ドライブに挿入し、システムを再起動します。

    boot: プロンプトで、テキストまたはグラフィカルユーザーインタフェースを使ったインストールを開始します。

    • グラフィカルインタフェースを使ってインストールするには、Return キーを押します。

    • テキストインタフェースを使ってインストールするには、「text」と入力します。

    メッセージに従って環境を設定します。言語、キーボード、マウスのタイプを設定する画面が表示されます。必要な情報を指定します。

  2. パーティション情報の設定では、「Automatically Partition」を選択します。

    Linux のパーティションをすべて削除するか、パーティションをすべて削除するか、パーティションをすべて残すかを選択する画面が表示されます。「Remove all partitions」を選択します。パーティションの値が表示されます。

    表示された値を、表 3–1 の値と比較します。

    • パーティションの値が一致する場合は、「Next」を選択します。

    • パーティションの値が一致しない場合は、表 3–1 に従って値を更新します。

  3. ブートローダーの設定では、「GRUB」を選択します。

  4. Ethernet ポートの設定では、IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイの値を次のように割り当てます。

    1. ETH0 は、社内ネットワークに接続し、管理サーバーからの外部アクセスを可能にするように設定します。

    2. ETH1 は、プロビジョニングネットワークに接続するように設定します。

      ETH1 は、ETH0 と同じブロードキャストドメイン内にある必要があります。IP アドレスは ETH0 と同じサブネット内にある必要があり、また最大 1,000 台のプロビジョニング可能なサーバーをサポートするように設定できます。

    3. ETH2 は、すべてのプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサインタフェースの SP0 ポートに接続するように設定します。

      ネットマスクとゲートウェイの値は、管理ネットワークへのアクセスを許可する値である必要があります。


      注 –

      管理サーバーに別個の ETH2 ギガビット NIC カードを設置していない場合は、ETH0 と ETH2 の両方の機能に ETH0 を使用できます。ETH0 は、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサインタフェースへ、またサービスプロセッサインタフェースからアクセスできるように設定する必要があります。


  5. ファイアウォールの設定では、「No firewall」を選択します。

    追加言語サポート、タイムゾーン、root パスワードの順で設定する画面が表示されます。必要な情報を指定します。

  6. デフォルトのパッケージをインストールするか、インストールするパッケージをカスタマイズするかの設定では、「Customize」を選択します。

  7. N1 System Manager システムに必要なパッケージを選択します。

    次のパッケージを選択します。

    • Office

    • Engineering and Scientific

    • Editors

    • System Tools

    • X-Windows (base-x)

    • Web Server

    • Development Tools

    • Legacy Software Development

    • Printing

    • Text-based Internet

    • Legacy Network Server

    • Gnome Desktop

    • Administration Tools

    • Server Configuration

    • FTP Server

    • Network Server

    • Graphical-based Internet

    • Compatibility Architecture Support (グラフィカルインストール) または Legacy Software Development (テキストインストール)

    パッケージの選択が終了したら、インストールを継続します。Linux のインストールが終了したら、グラフィック、モニターのタイプ、画面解像度などを設定する画面が表示されてから、システムが再起動されます。その後、起動情報を設定する画面が表示されます。

  8. システムの情報メッセージに従います。

    設定が終了したら、ログイン画面が表示されます。

  9. root でログインします。

次の手順

「Sun N1 System Manager をインストールするための管理サーバーの準備」に従って、N1 System Manager システムに必要な追加 RPM をインストールします。