この節では、プロビジョニング可能なサーバー のサービスプロセッサを工場出荷時の設定にリセットする手順を示します。IP アドレス、SSH のアカウント名とパスワード、IPMI のアカウントパスワードはすべてリセットされるため、プロビジョニング可能なサーバーを N1 System Manager システムによって検出し、管理するためには、それらを入力し直す必要があります。
この手順は、次の場合にのみ実行します。
「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントを設定する」でプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントにログインし、アカウントを設定できなかった場合。
事前設定済みのプロビジョニング可能なサーバーを N1 System Manager システムに追加するので SSH アカウントと IPMI アカウントをリセットする必要があるが、SP にログインできない場合。
この手順は、
「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントを設定する」でプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントにログインし、アカウントを設定できなかった場合にのみ実行します。
プロビジョニング可能なサーバーの前面パネルを使います。
SP menu と表示されるまで「Forward」ボタンを押します。
「Select」ボタンを押して SP メニューのオプションを表示します。
Use Defaults と表示されるまで「Forward」ボタンを押します。
「Select」ボタンを押して SP を工場出荷時の設定にリセットします。
確認を求められたら「Yes」を選択します。
SP の SSH アカウントが setup にリセットされ、SP の IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、および IPMI アカウントのパスワードがすべて工場出荷時の設定にリセットされます。
プロビジョニング可能なサーバーが N1 System Manager によって検出され、管理されるためには、次の作業を行う必要があります。
「プロビジョニング可能なサーバーへの IP アドレスの割り当て」に従って、SP の IP アドレスを割り当てます。
「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントと IPMI アカウントの設定」に従って、SP の SSH アカウントと IPMI アカウントを設定します。