Sun N1 System Manager 1.0 インストールおよび構成ガイド

プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントと IPMI アカウントの設定

この節では、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントと IPMI アカウントを設定する手順を示します。

この節では、次の内容について説明します。

Procedureプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントを設定する

手順
  1. ssh を使って、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサにログインします。

    コマンド「ssh -l setup IP-address」を入力します。ここで IP-address は、「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサに静的 IP アドレスを割り当てる」でサービスプロセッサに割り当てた SP の IP アドレスです。

    新しいユーザーアカウント名を入力するプロンプトが表示されます。次の手順に進みます。


    注 –

    setup アカウントを使ってサービスプロセッサにログインできない場合は、サービスプロセッサの SSH アカウントとパスワードがすでに設定されています。


  2. admin」と入力します。

    パスワードのプロンプトが表示されます。

  3. パスワード「admin」を入力します。

    パスワードの確認を求められます。


    注 –

    N1 System Manager には、最初のプロビジョニング可能なサーバーの検出に使用する、サービスプロセッサのアカウント admin とパスワード admin がすでに設定されています。必要な場合は、ほかのアカウントとパスワードに設定できます。ただし、プロビジョニング可能なサーバーで最初に検出を実行するときに、設定したアカウントとパスワードを指定する必要があります。


  4. SSH のパスワード「admin」をもう一度入力します。

    デフォルトのアカウント setup が自動的に削除され、サービスプロセッサからログアウトします。

次の手順

「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの IPMI アカウントを設定する」に従ってサービスプロセッサの IPMI アカウントを設定します。

Procedureプロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの IPMI アカウントを設定する

手順
  1. ssh を使って、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサにログインします。

    「プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサの SSH アカウントを設定する」で入力したアカウントとパスワードを使います。

    コマンド「ssh -l SSH-account IP-address 」を入力します。ここで各パラメータは次のとおりです。

  2. SP コマンドプロンプトで「ipmi reset -a」と入力します。

    パスワードを含む IPMI の設定がすべてリセットされます。リセットコマンドが完了したら次の手順に進みます。

  3. ipmi enable channel lan」と入力します。

    IPMI チャネルがリセットされ、初期化されます。IPMI パスワードのプロンプトが表示されます。

    パスワードのプロンプトが表示されなかった場合は、「ipmi enable channel lan」コマンドを入力し直します。「ipmi reset -a」コマンドが完了しなければ、enable コマンドは実行できません。

  4. IPMI のパスワードを入力します。

    パスワードの確認を求められます。

  5. IPMI のパスワードをもう一度入力します。

    SP コマンドプロンプトが表示されます。端末ウィンドウを閉じることができます。

次の手順