ここでは、新たに配備された OS があるサーバーの基本管理機能を有効にする方法を示します。基本管理機能を使用すると、リモートコマンドの実行およびパッケージの配備が行えるようになります。
基本管理機能のアンインストールはサポートされていません。
ここで説明するエージェント IP は、管理サーバーによって監視するプロビジョニング可能なサーバー'のデータネットワークインタフェースの IP アドレスです。インタフェースは、 eth1/bge1 または eth0/bge0 ですが、通常は eth0/bge0 です。
サーバーの検出第 2 章「Sun N1 System Manager でのサーバーの検出、グループ化、交換」を参照してください。
OS がまだインストールされていない場合は、OS をロードします。「サーバーまたはサーバーグループに OS プロファイルをロードする」 and 『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「load server」を参照してください。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
次のコマンドを入力します。
以下のコマンドで使用されている SSH ユーザーアカウントは、リモートマシン上で root 権限を持っている必要があります。
N1-ok> add server server feature basemanagement agentip agentip agentssh username/password |
「基本管理サポートの追加」ジョブが開始します。
必要なパッケージおよびスクリプトが追加されます。詳細は、『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「add server」を参照してください。
「基本管理サポートの追加」ジョブが正常に完了したら、次のコマンドを入力します。
N1-ok> show server server |
「基本管理サポート」フィールドの値として「OK」が表示されます