NFS または HTTP を使って管理サーバーにアクセス可能なマシンにログインします。
Linux の Kickstart の設定ファイルを作成します。
例 3–2 に示したディストリビューション全体の Kickstart ファイルまたは例 3–3 に示した必要な RPM だけの Kickstart ファイルのどちらを使用するかを選択します。選択した設定データをコピーしてファイルにペーストします。ファイルの名前は「n1gc-ks.cfg」などとします。
必要な RPM だけの Kickstart ファイルを選択した場合は、追加の RPM を手動でイントールする必要があります。インストール方法については、「N1 System Manager に必要な RPM を CD-ROM からインストールする」を参照してください。
環境に応じて Kickstart インストールファイルを設定します。
動的 IP アドレスを使う場合は、次の構文を使って、 Kickstart ファイル内の各 network 文を置換します。
network --device ethx --bootproto dhcp
ここで ethx はポート、たとえば eth0 です。
静的 IP アドレスを使う場合は、network 文を次のように変更します。
ip を Ethernet ポートの IP アドレスに置き換えます。
nameserver を組織内ネームサーバーの IP アドレスに置き換えます。複数のネームサーバーを使う場合は、各ネームサーバーの IP アドレスをコンマで区切ります。次に例を示します。--nameserver 110.112.113.11,110.112.113.22
hostname を管理サーバーの名前に置き換えます。
必要な場合は、ETH ポートで静的 IP アドレスと動的 IP アドレスを組み合わせて使用することができます。選択したアーキテクチャーに従って、ネットワーク設定を変更します。
Kickstart ファイルをサーバー上の NFS または HTTP のディレクトリに保存します。
作成した Kickstart ファイルを使って、管理サーバーに Linux をインストールします。
国際対応の Perl モジュールをインストールします。「国際対応の Perl モジュールのインストール」を参照してください。
メールサービスを設定します。「管理サーバーのメールサービスとアカウントの設定」を参照してください。
FTP を有効にします。「管理サーバーでの FTP の有効化」を参照してください。
/etc/hosts ファイルを更新します。「/etc/hosts ファイルの更新」を参照してください。