ブラウザインタフェースおよびコマンド行インタフェースに関して判明している問題点は、次のとおりです。
検出されたサーバー間で管理 IP アドレスを交換すると、IP アドレスを交換したサーバーの詳細情報が、その 2 つのサーバー間で入れ替わって表示されます。たとえばサーバー A と B の間で管理 IP アドレスを交換した場合、「show server A」でサーバー B の情報、「show server B」でサーバー A の情報が表示されます。
回避策: IP アドレスを交換したサーバーを両方とも削除し、再検出してください。これにより、サーバーに関するユーザー提供の情報はすべて失われます。
ブラウザインタフェースが使用するフレームは同期をとっています。そうしたフレームの 1 つでブラウザの「戻る」ボタンをクリックすると、 フレームの同期が失われることがあります。
回避策: F5 キーを押すか、ページを更新して、フレームの同期をとってください。
N1 System Manager ブラウザインタフェースから起動したシリアルコンソールの最後の行が、シリアルコンソールウィンドウに表示されません。
回避策: Enter キーまたは Return キーを押すと、最後の行が表示されます。
Web ブラウザインタフェースからのシリアルコンソールアクセスに使用されるアプレットは、N1 System Manager 管理サーバーに通信を返す場合にのみ SSHv1 を使用します。この機能を使用するには、N1 System Manager 管理サーバー側で SSHv1 が使用可能である必要があります。
回避策: SSHv1 およびシリアルコンソールの Web ブラウザインタフェースを使用可能にしない場合は、n1sh コマンド行インタフェースからシリアルコンソール機能を使用できます。
ブラウザインタフェースの「サーバーの詳細」ページからシリアルコンソール機能を使用するには、そのブラウザを実行しているシステムに Sun Java Plugin 1.4.2 以降がインストールされている必要があります。N1 System Manager でサポートされているすべてのブラウザに、このインストールが行われているわけではありません。
ファームウェアレベルが 6464、オペレーティングシステムが Red Hat の Sun Fire X4100 および Sun Fire X4200 サーバーの場合、ブラウザインタフェースのサーバーの詳細や show server コマンドの出力に、不正なスワップ情報が表示されます。
回避策: シリアルコンソールを使用してサーバーにアクセスし、top コマンドを使用して、適切なスワップ情報を入手してください。