Solstice PPP のポイントツーポイント IP インタフェースは、 /dev/ipdptp です。このインタフェースは、図 1-4 で示すような 2 つのホスト間だけを、直接 IP に接続します。
ポイントツーポイント IP インタフェースを定義するには、1 つの発信元アドレス (アタッチメントポイント) と一意の着信先アドレスを指定します。IP データグラムがポイントツーポイントインタフェースに到達した後の次のホップの宛先は、1 つだけです。したがって、1 つのホストの複数のポイントツーポイント接続に、1 つの発信元アドレスを使用することができます。複数のポイントツーポイント接続を利用すると、複数のリモートホストに同時に接続することができます。
IP ポイントツーポイント接続は、Solstice PPP による同期リンクと非同期リンクの両方によってサポートされています。