処理間隔の調整
Yrcapd によって実施する定期処理は間隔を調整できます。間隔を設定し直すには、-i オプションを使用してください。
# rcapadm -i interval=value,...,interval=value |
間隔はすべて秒単位で指定します。次の表は、間隔とそのデフォルト値を示したものです。
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Interval |
デフォルト値 (秒) |
説明 |
|---|---|---|
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scan |
15 |
rcapd が新しいプロセスを走査する間隔。最低値は 1 秒。 |
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sample |
5 |
プロセス RSS (Rresident Set Size) サンプリングの間隔。最小値は 1 秒 |
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report |
5 |
rcapd のためにページング統計値が rcapd によって更新される間隔。0 に設定すると、統計値は更新されない |
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config |
60 |
再構成の間隔。再構成イベントでは、rcapd は構成ファイルをチェックして更新がないかを調べ、l ノード (制限) データベースまたはプロジェクトデータベースを走査して新しい l ノードキャップまたはプロジェクトキャップ、あるいは新しいコレクションがないかを調べます。 |
rcapstat に指定された間隔が (rcapadm(1MSRM) を使用して) rcapd に指定された間隔よりも短い場合は、一部の間隔の出力がゼロになる可能性があります。これは、rcapadm で指定された間隔を上回る間隔で rcapd が 統計値を更新することがなく、この間隔は rcapstat によって使用されるサンプリング間隔には関係がなくかつこの間隔よりも精密度が劣るためです。
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