Sun Update Connection System 1.0.8 管理ガイド

第 5 章 Sun Update Connection Hosted ブラウザインタフェースを使用した Solaris アップデートの管理

この章では、Sun Update Connection System ブラウザインタフェースを使用してアップデート管理ジョブを実行する方法について説明します。この章は、次の各節で構成されています。

Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションを使用した Solaris アップデートの管理方法 (作業マップ)

Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションを使用するには、まず、Update Manager 登録ウィザードで Solaris 10 システムを登録する必要があります。登録では、Update Manager サブスクリプションキーを入力し、Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションを使用してシステムをリモート管理することを指定します。


注 –

Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションを使用する場合でも、引き続き、Update Manager アプリケーションを使用して、ローカルでアップデート管理ジョブを実行できます。


ページ最上部のタブをクリックすると、概要ページ、システムページ、アップデートページ、ジョブページにアクセスできます。

概要ページは、Sun Update Connection System Web サイトにログインするたびに表示されます。ここには、システム、アップデート、およびジョブに関する概要の情報が表示されます。

このページから、次の各セクションでシステム、アップデート、およびジョブに関する情報を表示することができます。

各ページの「ジョブ概要」サイドバーには、このセッションで作成されたジョブが最大 25 個表示されます。「ジョブ概要」のキューがいっぱいのときに新しいジョブを作成すると、最初のジョブがリストから削除されます。サイドバーからジョブの詳細にアクセスできます。

セッションで 20 分以上操作が行われないと、自動的にログアウトになります。操作が行われないまま 15 分が経過すると、Web アプリケーションによって警告が表示されます。この場合は、もう 20 分セッションを延長できます。

次の表は Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションから実行できる作業の一覧です。

作業 

説明 

参照先 

Web アプリケーションへのアクセス。 

ブラウザインタフェースにログインし、自分の Sun オンラインアカウントを管理します。 

「Sun Update Connection System へのアクセス (作業マップ)」

システムの管理。 

ブラウザインタフェースからは、システムのチェックイン間隔の設定、システム名の変更、システムの表示、適用可能なアップデートの表示を実行できるほか、Sun Update Connection System による管理対象のシステム一覧からシステムを削除することもできます。 

「Sun Update Connection System を使用したシステムの管理 (作業マップ)」

アップデートの管理。 

アップデートおよびアップデート依存パッチのインストール、アップデートのアンインストール、およびアップデート詳細の表示。 

「Sun Update Connection System を使用したアップデートの管理 (作業マップ)」

ジョブの管理。 

ジョブおよびジョブ詳細の表示、ジョブの作成、実行中のジョブの追跡、ジョブのアーカイブ、ジョブステータスの表示、および保留中のジョブのキャンセル。 

「ジョブの管理 (作業マップ)」

Sun Update Connection System へのアクセス (作業マップ)

次の表は、Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションから実行できる作業の一覧です。

作業 

説明 

参照先 

Sun Update Connection System Web サイトへのログイン。 

Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションにアクセスし、1 つまたは複数のシステムのアップデートを管理します。 

「Sun Update Connection System Web サイトへのログイン方法 (ブラウザインタフェース)」

(省略可能) Sun オンラインアカウントのユーザー名を忘れた場合の、ユーザー名の回復。 

Sun オンラインアカウントのユーザー名を忘れた場合に、ユーザー名の送付を依頼できます。 

「ユーザー名を忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)」

(省略可能) Sun オンラインアカウントのパスワードを忘れた場合の、パスワードの回復。 

Sun オンラインアカウントのパスワードを忘れた場合に、パスワードの送付を依頼できます。 

「パスワードを忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)」

(省略可能) Sun オンラインアカウントのパスワードの変更。 

アカウントのセキュリティーを強化するため、パスワードは定期的に変更してください。 

「パスワードの変更方法 (ブラウザインタフェース)」

(省略可能) Sun オンラインアカウントの作成。 

Sun オンラインアカウントを持っていない場合は、Sun Update Connection System Web サイトから作成できます。 

「Sun オンラインアカウントの作成方法 (ブラウザインタフェース)」

(省略可能) Sun オンラインアカウント情報の変更。 

システムの登録情報を変更できます。 

「Sun オンラインアカウント情報の変更方法 (ブラウザインタフェース)」

ProcedureSun Update Connection System Web サイトへのログイン方法 (ブラウザインタフェース)

  1. ブラウザを開きます。

    次のブラウザがサポートされます。

    • Mozilla 1.3 以降

    • Internet Explorer 5.0 以降

    • Firefox 1.0 以降

  2. http://updates.sun.com に進みます。

    接続できない場合は、ネットワークプロキシとポート設定をネットワーク管理者に確認してもらってください。

  3. Sun オンラインアカウントのユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

    ユーザー名を忘れた場合の措置については、「ユーザー名を忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)」を参照してください。

    パスワードを忘れた場合の措置については、「パスワードを忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)」を参照してください。

Procedureユーザー名を忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)

Sun には、各 Sun オンラインアカウントの電子メールアドレスと、関連付けられているユーザー名が保存されています。1 つの電子メールアドレスには、1 つまたは複数のユーザー名を関連付けることができます。Sun は、リンクしているユーザー名をその電子メールアドレスに送信します。

ユーザー名はわかるがパスワードを忘れた場合の措置については、「パスワードを忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)」を参照してください。

  1. Sun Update Connection System のログイン画面で、「ユーザー名またはパスワードを忘れた」をクリックします。

    「既存の Sun Update Connection System ユーザー」ウィンドウが表示されます。

  2. 「ユーザー名またはパスワードを忘れた場合」のリンクをクリックします。

    「ユーザー名またはパスワードを忘れた場合」ウィンドウが表示されます。

  3. 電子メールアドレスを入力します。

    このアドレスは、Sun オンラインアカウントで Sun に登録した電子メールアドレスです。

  4. 「送信」をクリックします。

    Sun では、電子メールアドレスが有効な Sun オンラインアカウントに関連付けられていることを確認します。

    • 電子メールアドレスの検証が完了すると、Sun はその電子メールアドレスに関連するユーザー名をユーザーに送信します。

    • 電子メールが見つからない、または無効である場合は、次のいずれかのエラーメッセージが届きます。

      • 電子メールが Sun オンラインアカウントと一致しません

      • 電子メールとユーザー名が Sun オンラインアカウントと一致しません

      • 電子メールとユーザー名が同じ Sun オンラインアカウントと一致しません

        確認画面から、送付された電子メールにアクセスできます。

  5. Sun Update Connection System ログイン画面に戻ります。

  6. Sun オンラインアカウントのユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

Procedureパスワードを忘れた場合の回復方法 (ブラウザインタフェース)

  1. Sun Update Connection System のログイン画面で、「ユーザー名またはパスワードを忘れた」をクリックします。

    「既存の Sun Update Connection System ユーザー」ウィンドウが表示されます。

  2. 「ユーザー名またはパスワードを忘れた場合」のリンクをクリックします。

    「ユーザー名またはパスワードを忘れた場合」ウィンドウが表示されます。

  3. 電子メールアドレスを入力します。

    このアドレスは、Sun オンラインアカウントで Sun に登録した電子メールアドレスです。

  4. ユーザー名を入力します。

  5. 「送信」をクリックします。

    Sun では、電子メールアドレスが有効な Sun オンラインアカウントに関連付けられていることを確認します。

    • 電子メールアドレスの検証が完了すると、パスワードはシステムで生成されたパスワードにリセットされ、生成されたパスワードがユーザーに電子メール送信されます。

    • 電子メールが見つからない、または無効である場合は、次のいずれかのエラーメッセージが届きます。

      • 電子メールが Sun オンラインアカウントと一致しません

      • 電子メールとユーザー名が Sun オンラインアカウントと一致しません

        正しい電子メールアドレスを入力して、「提出」をクリックします。

        確認画面から、送付された電子メールにアクセスできます。

  6. Sun Update Connection System ログイン画面に戻ります。

  7. Sun オンラインアカウントのユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

Procedureパスワードの変更方法 (ブラウザインタフェース)

  1. 「アカウント」をクリックします。

  2. 「パスワードの変更」をクリックします。

    Sun オンラインアカウントのユーザー名が表示されます。

  3. 現在のパスワードを入力します。

  4. 新しいパスワードを入力します。

    新しいパスワードは大文字と小文字を区別し、6 〜 8 文字で入力する必要があります。

  5. 新しいパスワードを再入力します。

  6. 「送信」をクリックします。

    • パスワードの変更が成功したら、「次へ」をクリックします。

    • パスワードの変更に失敗したら、パスワードを再入力して、「提出」をクリックします。

ProcedureSun オンラインアカウントの作成方法 (ブラウザインタフェース)

以前に Sun オンラインアカウントを作成していない場合は、ログイン画面でアカウントを作成できます。


注 –

各クライアントシステムを登録するには、Sun オンラインアカウントが必要です。ここで Sun オンラインアカウントを作成する場合には、これまで Update Manager アプリケーションでリモートアップデート管理対象に Sun システムを登録していないことになります。Sun Update Connection System サービスを使用してシステムを表示および管理するには、各クライアントシステムにログインし、Sun Update Connection System の管理対象として各システムを登録する必要があります。


  1. パネル内の既存のユーザーログの、「未登録: アカウントの作成」リンクをクリックします。

    「登録」ウィンドウが表示されます。


    注 –

    Sun オンラインアカウントを作成するには、ログインしているシステムがインターネットに接続している必要があります。フィールドに入力した情報はローカルに保存され、Sun に送信されます。フィールドには英文字で情報を入力してください。


  2. すべてのフィールドを入力します。

    一部のフィールドは必須です。これらのフィールドを空欄にすると、アカウントは作成されません。

  3. 「次へ」をクリックして Sun に接続し、入力したデータの検証を行います。

    必須フィールドが空欄だったり、無効なエントリが検出された場合には、画面が再表示され、エラーを修正するか、空欄のフィールドに入力するように要求されます。

    データが検証され、次の項目が確認されます。

    • ユーザー名が Sun に登録されていない。

    • 必須フィールドがすべて入力されている。

    • 入力したすべてのデータがフィールド検証ロジックを満たしている。

  4. 「次へ」をクリックします。

    「利用規約」ウィンドウが表示されます。

  5. Sun 利用規約を確認します。

    • 利用規約に同意する場合は、「同意する」をクリックして「提出」をクリックします。

      登録が完了し、ホームページが表示されます。

    • 利用規約について疑問点や質問がある場合は、「キャンセル」をクリックしてアカウントの変更内容を破棄します。

      疑問点や質問がありましたら、Sun の担当者にお問い合わせください。

      概要ページが表示されますが、システムが登録されていないので、システム情報は表示されません。

  6. Update Manager アプリケーションを起動して、システムを登録します。

ProcedureSun オンラインアカウント情報の変更方法 (ブラウザインタフェース)

Sun Update Connection System Web サイトから、Sun オンラインアカウントを管理できます。登録情報を変更したりパスワードを変更することができます。

  1. 「アカウント」をクリックします。

    「アカウント」ボタンは、画面の最上部にあります。

  2. 「登録情報の更新」をクリックします。

    Sun オンラインアカウント登録フォームに現在値が表示されます。

  3. 該当するフィールドの値を変更します。

  4. パスワードを入力します。

  5. 「次へ」をクリックします。

    アカウント情報が変更され、成功したことを確認するメッセージが表示されます。

Sun Update Connection System を使用したシステムの管理 (作業マップ)

次の表に示す一般的なシステム関連の作業を実行できます。

作業 

説明 

参照先 

システムの表示。 

管理しているシステムが表示されます。システムのアップデートステータスが表示されます。 

「システムを表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

管理している各システムの詳細を表示。 

各システムの設定情報が表示されます。 

「システムの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

1 つまたは複数のシステムに適用できるアップデートを表示。 

1 つまたは複数のシステムに適用できるアップデートが一覧表示されます。 

「1 つまたは複数のシステムに適用できるアップデートを表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

システム設定の変更。 

システム設定の一部を変更します。 

「システムの設定を編集する方法 (ブラウザインタフェース)」

システムのチェックイン間隔の設定。 

各システムが Sun Update Connection System Web サイトにチェックインしてジョブを実行する間隔を指定します。 

「システムのチェックイン間隔を設定する方法 (ブラウザインタフェース)」

システム名の変更。 

1 つまたは複数のシステムの名前を変更します。 

「システム名を変更する方法 (ブラウザインタフェース)」

システムの削除。 

Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションで管理していないシステムを削除します。システムを削除しても、登録は解除されません。 

「システムを削除する方法 (ブラウザインタフェース)」

Procedureシステムを表示する方法 (ブラウザインタフェース)

  1. システムページで、「フィルタ」メニューから「すべて」を選択します。

    Sun オンラインアカウントにリンクされているすべてのシステムが表示されます。

  2. (省略可能) システムが表示されない場合は、Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションでのリモートアップデート管理対象としてシステムを登録します。

    Update Manager アプリケーションで、次の操作を行います。

    • 「Sun Update Connection System で管理」をクリックします。

      システムがリモート管理対象として登録されていない場合、登録画面が表示されます。この画面に、Sun オンラインアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

    • リモート管理対象として登録します。

      Sun Update Connection Hosted Web アプリケーションを開くかどうかを尋ねる確認ウィンドウが表示されます。

Procedureシステムの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)

    システムページで、システムの名前をクリックします。

    システムの詳細を表示するポップアップウィンドウが開きます。この情報は、Update Manager アプリケーションでシステムを登録したときに Sun に送信されたものです。

Procedure1 つまたは複数のシステムに適用できるアップデートを表示する方法 (ブラウザインタフェース)

有効なアップデートの一覧は、システムが Sun にチェックインするときに自動的に更新されます。次にシステムがチェックインするまでアップデートはリストに入っているため、リストには変更がリアルタイムで反映されません。

  1. システムページで、有効なアップデートを表示するシステムのチェックボックスをオンにします。

  2. 「有効なアップデートを表示」をクリックします。

    選択したシステムに有効なアップデートがすべて表示されます。


    注 –

    アンインストールされたアップデートは、システムがチェックインして、そのシステムの分析が実行されるまで表示されません。アンインストールされたアップデートは適切でない場合があるので、有効なアップデートの一覧には自動的に追加されません。


Procedureシステムの設定を編集する方法 (ブラウザインタフェース)

  1. システムページの「システム名」列にある履歴アイコンをクリックします。

    履歴アイコンをクリックすると、システムの履歴データにアクセスできます。

    選択したシステムのインストール済みアップデートのページが表示されます。

  2. 「システム設定の編集」をクリックします。

    このボタンは、ページ名の下、インストール済みアップデートのリストの上にあります。

  3. 次のうちから編集する設定を選択します。

Procedureシステムのチェックイン間隔を設定する方法 (ブラウザインタフェース)

  1. システムページの「システム名」列にある履歴アイコンをクリックします。

    履歴アイコンをクリックすると、システムの履歴データにアクセスできます。

    選択したシステムのインストール済みアップデートのページが表示されます。

  2. 「システム設定の編集」をクリックします。

    このボタンは、ページ名の下、インストール済みアップデートの一覧の上にあります。

  3. Sun Update Connection System でチェックインするシステムを設定します。

  4. メニューからチェックイン間隔を選択します。

    デフォルトのチェックイン間隔は 2 時間です。ドロップダウンリストから選択して、間隔を変更します。

    もともと予定されていた間隔の次の時刻に、システムがチェックインします。そのチェックイン後に、新しく設定した間隔がアクティブになります。

  5. 「変更を保存」をクリックします。

    変更を保存すると、「システム設定の編集」ウィンドウに戻ります。


    注 –

    変更を保存しないでこの画面を終了するには、このステップをスキップし、ナビゲーションボタンをクリックします。


  6. システム設定ページを終了します。

    このページを終了するには、次のいずれかのボタンをクリックします。

    • 有効なアップデートの表示

    • インストール済みアップデートの表示

    • すべてのジョブの表示

Procedureシステム名を変更する方法 (ブラウザインタフェース)

選択したシステムの名前を変更できます。入力されている名前は、システムの登録中に Sun へ送信された名前です。

  1. システムページで、システム名と同じ行にある履歴アイコンをクリックします。

    システムページの「システム名」列にはアイコンが表示されています。このアイコンは、システムの履歴データへのリンクです。

    選択したシステムのインストール済みアップデートのページが表示されます。

  2. 「システム設定の編集」をクリックします。

    このボタンは、ページ名の下、インストール済みアップデートの一覧の上にあります。

  3. システム名を入力します。

    デフォルトの名前は、システムを登録したときに使用した名前です。管理するシステムには、それぞれ固有の名前が付いている必要があります。


    注 –

    すでに自分に割り当てられている使用中のシステム名を入力すると、システム名の再入力を要求するエラーメッセージがポップアップウィンドウに表示されます。


  4. 「変更を保存」をクリックします。

    変更を保存すると、「システム設定の編集」ウィンドウに戻ります。


    注 –

    変更を保存しないでこの画面を終了するには、このステップをスキップし、ナビゲーションボタンをクリックします。


  5. システム設定のページを終了します。

    このページを終了するには、次のいずれかのリンクをクリックします。

    • 有効なアップデートを表示

    • インストール済みアップデートを表示

    • すべてのジョブを表示

Procedureシステムを削除する方法 (ブラウザインタフェース)

リモートアップデート管理からシステムを削除するには、「システムを削除」をクリックします。ポップアップウィンドウに確認メッセージが表示されます。「OK」をクリックすると、すべてのジョブ情報を含むシステム情報が Sun Update Connection System の記録から削除されます。削除されたシステムのジョブキューも削除されるため、保留中のジョブは開始されません。また、自動システム分析プロセスとチェックインプロセスが停止します。

削除したシステムの管理は、Update Manager アプリケーションで行うことができます。Update Manager クライアントアプリケーションで、システムをリモート管理対象として再登録することができます。

  1. システムページで、システム名と同じ行にある履歴アイコンをクリックします。

    システムページの「システム名」列にはアイコンがあります。このアイコンは、システムの履歴データへのリンクです。

    選択したシステムのインストール済みアップデートのページが表示されます。

  2. 「システム設定の編集」をクリックします。

    このボタンは、ページ名の下、インストール済みアップデートの一覧の上にあります。

  3. 「システムを削除」を選択します。

    このシステムを Sun Update Connection System でのリモート管理対象として登録した際に Sun に送信した情報が表示されます。この情報は読み取り専用です。

  4. 「変更を保存」をクリックします。


    注 –

    変更を保存しないでこの画面を終了するには、このステップをスキップし、ナビゲーションボタンをクリックします。


    変更を保存すると、「システム設定の編集」ウィンドウに戻ります。

  5. システム設定のページを終了します。

    このページを終了するには、次のいずれかのリンクをクリックします。

    • 有効なアップデートを表示

    • インストール済みアップデートを表示

    • すべてのジョブを表示

Sun Update Connection System を使用したアップデートの管理 (作業マップ)

次の表に、実行可能な一般的なアップデート管理作業を示します。

作業 

説明 

参照先 

アップデートのインストール。 

1 つまたは複数のシステムにアップデートをインストールします。 

「アップデートのインストール方法 (ブラウザインタフェース)」

ほかのアップデートが依存するアップデートのインストール。 

ほかのアップデートが依存するアップデートをインストールします。 

「依存性のあるアップデートを、選択したアップデートとともにインストールする方法 (ブラウザインタフェース)」

1 つまたは複数のシステムからのアップデートの削除。 

1 つまたは複数のシステムからアップデートを削除します。 

「アップデートをアンインストールする方法 (ブラウザインタフェース)」

アップデートの詳細の表示。 

アップデートの README ファイルに記載されているアップデートに関する詳細が表示されます。 

「アップデートの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

Procedureアップデートのインストール方法 (ブラウザインタフェース)

ここでは、1 つまたは複数のシステムに 1 つのアップデートをインストールするジョブを作成する方法について説明します。ジョブを作成すると、各システムは Sun または Sun Update Connection プロキシ にチェックインして、待機中のジョブを実行します。

インストールしたアップデートを有効にするためにシステムを再起動する必要がある場合は、次回のシステムシャットダウン時にアップデートがインストールされます。システムシャットダウンを開始するには、次のいずれかのコマンドを使用する必要があります。

  1. アップデートページで、1 つまたは複数のシステムを選択し、「有効なアップデートを表示」をクリックします。

    選択した各システムに対するすべてのアップデートのリストを示すウィンドウが表示されます。

  2. 選択したシステムにインストールする 1 つまたは複数のアップデートを選択します。

    このウィンドウには、各システムの次回チェックイン時間が表示されます。これは、システムが Sun または Sun Update Connection プロキシ にチェックインして、自身の待機中のジョブを実行する時間です。

    作成したジョブの詳細を示す確認ウィンドウが表示されます。


    注 –

    選択したアップデートをインストールするために別のアップデートをインストールする必要がある場合は、ダイアログボックスが表示され、この「依存性」が示されます。最初に選択したアップデートを正常にインストールするには、依存パッチのインストールに同意する必要があります。同意しないと、ジョブは作成されません。


  3. ジョブを作成するには、「アップデートを適用」をクリックします。

    ジョブは、次のチェックイン時に実行するためにキューに入れられます。1 つまたは複数のシステムにインストールするアップデートごとに 1 つのジョブが作成されます。

  4. ジョブの情報を破棄するには、「キャンセル」をクリックします。

Procedure依存性のあるアップデートを、選択したアップデートとともにインストールする方法 (ブラウザインタフェース)

  1. システムページで、アップデートをインストールするシステムのチェックボックスを 1 つまたは複数選択します。

  2. 「有効なアップデートを表示」をクリックします。

  3. インストールするアップデートのチェックボックスを選択し、「アップデートを適用」をクリックします。

    Sun Update Connection System は選択したアップデートの情報を検索し、選択したアップデートをインストールする前に 1 つまたは複数のアップデートをインストールする必要がある場合は、「インストールの依存パッチと確認」ウィンドウに依存パッチが表示されます。


    注 –

    依存パッチがある場合はすべてインストールする必要があります。インストールしないと、選択したアップデートをインストールするジョブを作成できません。


  4. 一覧表示された依存パッチと選択したアップデートのインストールに同意する場合は、「上記のアップデートをすべてインストール」ボタンをクリックします。

    ジョブが作成され、確認ウィンドウが表示されます。

    依存パッチをインストールしない場合は、「キャンセル」をクリックしてウィンドウを閉じ、アップデートのインストール要求を破棄します。

  5. タブをクリックして、確認ウィンドウから移動します。

Procedureアップデートをアンインストールする方法 (ブラウザインタフェース)

コア Solaris の機能に影響を及ぼすアップデートはアンインストールできません 。アップデートページでは、これらのアップデートはチェックボックス列にダッシュが表示されており、選択することはできません。

システムページから、完了したジョブをクリックして、選択したシステムにすでにインストールされているアップデートのリストと各アップデートのインストール日を表示できます。

  1. アップデートページで、アンインストールするアップデートを選択します。

  2. 「選択したアップデートのアンインストール」をクリックします。


    注 –

    1 つまたは複数の依存パッチ (選択したアップデートと一緒にアンインストールする必要のあるアップデート) を持つアップデートをアンインストールしようとすると、ダイアログボックスが開き、依存パッチの一覧とアップデートの依存パッチの詳細が表示されます。アンインストールを続行するには、選択したアップデートと一緒に依存パッチをアンインストールすることに同意する必要があります。「OK」をクリックして同意します。


    アンインストール処理が実行されます。アンインストール処理が正常に完了した場合には、確認のダイアログボックスが表示されます。処理が失敗した場合には、失敗したことを説明する確認のダイアログボックスが表示されます。

Procedureアップデートの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)

    アップデートページで、詳細を表示するアップデートのアップデート ID をクリックします。

    アップデートの README ファイルがポップアップウィンドウに表示されます。

ジョブの管理 (作業マップ)

ジョブは 4 つのアクティブステータスのいずれか、またはアーカイブ済みにすることができます。

次の表に示す一般的なジョブ関連の作業を実行できます。

作業 

説明 

参照先 

ジョブの表示。 

1 つまたは複数のシステム上で実行するために作成したジョブが表示されます。 

「ジョブを表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

作成した各ジョブの詳細を表示。 

作成したジョブの詳細情報が表示されます。 

「ジョブの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

システムページからジョブを作成。 

1 つまたは複数のシステムにアップデートをインストールするジョブを作成します。 

「システムページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)」

アップデートページからジョブを作成。 

1 つまたは複数のシステムにアップデートをインストールするジョブを作成します。 

「アップデートページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)」

実行中のジョブの追跡。 

システムで実行中のジョブを確認します。 

「実行中のジョブを追跡する方法 (ブラウザインタフェース)」

完了したジョブのアーカイブ。 

完了したジョブをアーカイブに移動します。 

「完了したジョブをアーカイブする方法 (ブラウザインタフェース)」

ジョブのステータスを表示。 

ジョブのステータスを確認します。 

「ジョブのステータスを表示する方法 (ブラウザインタフェース)」

保留中のジョブのキャンセル。 

作成したジョブを実行しないようにします。キャンセルできるのは、スケジュール済みで実行されていない保留中のジョブのみです。 

「保留中のジョブをキャンセルする方法 (ブラウザインタフェース)」

Procedureジョブを表示する方法 (ブラウザインタフェース)

ジョブページからは、あらゆるステータスのジョブを表示できます。「フィルタ」メニューを使用して、次のいずれかのカテゴリを選択します。

  1. ジョブページで、「フィルタ」メニューから表示するジョブの値を選択します。

  2. 「選択したジョブを表示」ボタンをクリックすると、ジョブの詳細が表示されます。

    このページは自動更新されません。画面を更新して進捗状況を表示するには、ブラウザの再ロードボタンまたは更新ボタンをクリックします。

Procedureジョブの詳細を表示する方法 (ブラウザインタフェース)

  1. ジョブページで、1 つまたは複数のジョブを選択します。

    詳細を表示する各ジョブのチェックボックスを選択します。表示されるジョブは、フィルタの選択内容によって異なります。該当するジョブが表示されない場合は、フィルタの選択を「すべてのジョブ」に変更します。

  2. 「選択したジョブを表示」をクリックします。

    選択したジョブの詳細が表示されます。この画面のリンクでは、システム名やアップデートの摘要をクリックして、システムおよびアップデートの詳細を表示することができます。

  3. (省略可能) システム名をクリックして、システムの詳細を表示します。

  4. (省略可能) アップデートの摘要をクリックして、アップデートの詳細を表示します。

Procedureシステムページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)

ジョブを使用して、アップデートをインストールおよびアンインストールできます。アップデートページからジョブを作成する方法については、「アップデートページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)」を参照してください。

  1. システムページで、1 つまたは複数のシステムを選択します。

  2. 「有効なアップデートの表示」をクリックします。

    選択した各システムに有効なアップデートの一覧が表示されます。選択した各システムは、そのシステムに有効なアップデートと一緒に表示されます。

  3. 表示されたシステムに対して 1 つまたは複数のアップデートを選択します。

    表示されているシステムのすべてのアップデートを選択するには、システムのチェックボックスをオンにします。

  4. 「アップデートを適用」をクリックします。

    選択したアップデートは、選択したシステムにすでにインストールされているアップデートと照合され、選択したアップデートに依存パッチがないかどうかが判断されます。

  5. (省略可能) 1 つまたは複数の依存パッチが検出された場合は、依存パッチのインストールに同意します。

    ジョブを作成して、キューに挿入するには、選択したアップデートと一緒に、表示された依存パッチをインストールすることに同意する必要があります。ウィンドウを閉じて選択内容を破棄したり、ジョブを作成しない場合は、「依存パッチ」ウィンドウの「キャンセル」をクリックします。

  6. 作成され、予定されているジョブを一覧表示した確認画面をチェックします。

    確認画面には、インストールするアップデート、アップデートをインストールするシステムのホスト名、および予定インストール日時が一覧表示されます。


    注 –

    ジョブの予定日時は、アップデートをインストールするシステムの次のチェックイン予定日時です。


    これらのジョブは待機状態になり、各関連システムの次回チェックイン時に実行されます。

Procedureアップデートページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)

ジョブは、選択した 1 つまたは複数のシステムにインストールされる 1 つのアップデートです。インストールジョブやアンインストールジョブの作成は、システムページまたはアップデートページで行います。「システムページからジョブを作成する方法 (ブラウザインタフェース)」を参照してください。

  1. アップデートページで、1 つまたは複数のアップデートを選択します。

    関連システムの数に関係なく、インストールするアップデートごとに 1 つのジョブが作成されます。複数のアップデートを選択すると、複数のジョブが作成されます (各アップデートに 1 つのジョブが作成される)。

  2. 「関連システムの表示」をクリックします。

    選択した各アップデートに有効なシステムの一覧が表示されます。選択した各システムは、そのシステムで有効なアップデートと一緒にグループ形式で表示されます。

  3. 表示されたシステムに対して 1 つまたは複数のアップデートを選択します。

    表示されているシステムのすべてのアップデートを選択するには、システムのチェックボックスをオンにします。

  4. 「アップデートを適用」をクリックします。

    選択したアップデートは、選択したシステムにすでにインストールされているアップデートと照合され、選択したアップデートに依存パッチがないかどうかが判断されます。

  5. (省略可能) 1 つまたは複数の依存パッチが検出された場合は、依存パッチのインストールに同意します。

    ジョブを作成して、キューに挿入するには、選択したアップデートと一緒に、表示された依存パッチをインストールすることに同意する必要があります。ウィンドウを閉じて選択内容を破棄したり、ジョブを作成しない場合は、「依存パッチ」ウィンドウの「キャンセル」をクリックします。

  6. 作成され、予定されているジョブを一覧表示した確認画面をチェックします。

    確認画面には、インストールするアップデート、アップデートをインストールするシステムのホスト名、および予定インストール日時が一覧表示されます。


    注 –

    ジョブの予定日時は、アップデートをインストールするシステムの次のチェックイン予定日時です。


    予定されたジョブは待機状態になり、関連システムの次回のチェックイン時に実行されます。

Procedure実行中のジョブを追跡する方法 (ブラウザインタフェース)

実行中のジョブとは、ステータスが実行中になっているジョブです。

ジョブページから、任意のステータスのジョブを表示できます。「フィルタ」メニューを使用して、次のいずれかのカテゴリを選択します。

  1. ジョブページの「フィルタ」メニューで「実行中」を選択します。

    開始されているがまだ完了していないジョブが、一覧に表示されます。ジョブが表示されない場合は、そのジョブが完了または保留中になっている場合があります。

  2. 「選択したジョブを表示」ボタンをクリックすると、ジョブの詳細が表示されます。

    このページは自動更新されません。画面を更新して進捗状況を表示するには、ブラウザの再ロードボタンまたは更新ボタンをクリックします。

Procedure完了したジョブをアーカイブする方法 (ブラウザインタフェース)

完了した各ジョブのステータスは、失敗または成功になっています。完了したジョブのみアーカイブすることができます。このアイコンのあるジョブはアーカイブできます。

  1. ジョブページで、「フィルタ」メニューから「すべて」を選択します。

    現在の (アーカイブされてない) ジョブがすべて表示されます。

  2. アーカイブする完了したジョブを 1 つまたは複数選択します。

    失敗または成功ステータスになっている完了したジョブのチェックボックスをオンにします。

  3. 「選択したジョブをアーカイブ」をクリックします。

    ポップアップウィンドウに、選択した完了済みのジョブのアーカイブ処理を確認するメッセージが表示されます。保留中または処理中ステータスのジョブはアーカイブできません。

Procedureジョブのステータスを表示する方法 (ブラウザインタフェース)

    ジョブページで、「フィルタ」メニューから「すべてのジョブ」を選択します。

    現在の (アーカイブされていない) 全ジョブの一覧が、各ジョブのステータスと一緒に表示されます。この一覧にはアーカイブ済みジョブは表示されません。

Procedure保留中のジョブをキャンセルする方法 (ブラウザインタフェース)

保留中ステータスのジョブのみキャンセルすることができます。「選択したシステムのアップデートをキャンセル」ウィンドウが表示されます。このウィンドウには、キャンセルするように要求したジョブのアップデートの詳細とシステムの詳細が表示されます。

  1. ジョブページの「フィルタ」メニューで、「保留中」(「アーカイブ」の下) を選択します。

  2. キャンセルするジョブのチェックボックスをオンにします。

  3. キャンセルする 1 つまたは複数のジョブを選択します。

  4. 「選択したジョブのキャンセル」をクリックします。

  5. ジョブをキャンセルすることを確認します。

    • ジョブをキャンセルするには、「OK」をクリックします。

      ジョブのステータスが「失敗」になり、実行予定のキューからジョブが削除されます。

    • ジョブのキャンセル要求を破棄するには、「キャンセル」をクリックします。

      ウィンドウが閉じ、要求が破棄されて、「ジョブ詳細」ウィンドウに戻ります。