Update Manager を使用する場合は、クライアントシステムと Sun Update Connection プロキシから Solaris アップデートおよびアップデートデータにアクセスするようにしてください。クライアントシステムでもプロキシでも、次のソースからアップデートを取得することができます。
アップデートサーバー。Solaris のアップデートおよびアップデートデータへのアクセスを提供するサーバー。イントラネット上の Sun Update Connection プロキシ、またはインターネットからアクセス可能な Sun アップデートサーバーをアップデートサーバーとして指定できます。
アップデートのローカルコレクション。ローカルシステムで使用可能なディレクトリに保存されているアップデートおよびアップデートデータのコレクション。このディレクトリには、ローカルディレクトリや共有ネットワークディレクトリ、ローカルシステムにマウントされた CD などがあります。
クライアントシステムおよび Sun Update Connection System プロキシのアップデートのデフォルトソースは Sun アップデートサーバーです。したがって、Sun アップデートサーバーからアップデートを取得するクライアントシステムや Sun Update Connection プロキシ は、直接または「ネットワークプロキシ」経由のいずれかでインターネットに接続します。
Sun Update Connection System プロキシと別のアップデートソースを組み合わせることによって、このようなアップデート管理の環境を設定することができます。
クライアントがアクセスするアップデートおよびアップデートデータのソースは次のとおりです。
Sun アップデートサーバー。この設定では、クライアントシステムが直接またはネットワークプロキシ経由でインターネットに接続している必要があります。このようなクライアントシステムは、Update Manager で登録する必要があります。
イントラネット上の Sun Update Connection プロキシ (Sun アップデートサーバーを経由)。この設定では、Sun Update Connection プロキシ のみが、直接またはネットワークプロキシ経由でインターネットに接続している必要があります。プロキシとして動作するシステムは Update Manager で登録する必要がありますが、プロキシのクライアントシステムを登録する必要はありません。
ローカルシステム上のアップデートのコレクションこの設定を使用する場合は、クライアントシステムをインターネットに接続する環境は必要ありません。これらのクライアントシステムも、Update Manager で登録する必要はありません。
Sun Update Connection プロキシ (ローカルシステム上のアップデートのコレクション経由)。この設定を使用する場合は、クライアントシステムと Sun Update Connection プロキシ をインターネットに接続する必要はありません。また、プロキシとして動作するシステムおよびクライアントシステムも、Update Manager で登録する必要はありません。
クライアントシステムのアップデートソースを指定する方法については、「アップデートソースを指定する方法 (GUI)」を参照してください。
プロキシのアップデートソースを指定する方法については、「Sun Update Connection プロキシ の設定を変更する方法 (コマンド行)」を参照してください。