次の表は、使用しているシステムから Update Manager クライアントソフトウェアをアンインストールする方法を示したものです。
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作業 |
説明 |
参照先 |
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(省略可能) Update Manager クライアントソフトウェアをアンインストールする。 |
patchrm コマンドを使用して、Update Manager クライアントソフトウェアをアンインストールします。 | |
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(省略可能) Update Manager クライアントエージェントを停止して無効化する。 |
システムから Update Manager クライアントソフトウェアをアンインストールするには、その前に、使用しているシステムのクライアントエージェントを停止します。 |
Update Manager クライアントソフトウェアをアンインストールする前に、Update Manager アプリケーションおよび smpatch コマンドが実行されていないことを確認します。
スーパーユーザーになります。
(省略可能) Sun Update Connection プロキシ ソフトウェアがインストールされている場合は、プロキシソフトウェアの prebackout ロックファイルを削除し、patchrm を使用してアップデートを削除します。
SPARC ベースのシステムの場合は、次のように入力してください。
# rm /var/sadm/patch/119788-07/prebackout # patchrm 119788-07 |
x86 ベースのシステムの場合は、次のように入力してください。
# rm /var/sadm/patch/119789-07/prebackout # patchrm 119789-07 |
Sun Update Connection System ソフトウェアの prebackout ロックファイルを削除します。
SPARC ベースのシステムの場合は、次のように入力します。
# rm /var/sadm/patch/121118-07/prebackout |
x86 ベースのシステムの場合は、次のように入力します。
# rm /var/sadm/patch/121119-07/prebackout |
(省略可能) patchrm -R コマンドを使用して、ディスクレスクライアントにある Update Manager の機能アップデートをアンインストールするには、まずディスクレスクライアントにログインし、Sun Update Manager クライアントエージェントを停止して無効化する必要があります。
# /usr/lib/cc-cfw/framework/lib/cc-client-adm stop # /usr/lib/cc-cfw/framework/lib/cc-client-adm disable |
patchrm コマンドを使用して、Update Manager の機能アップデートを削除します。
SPARC ベースのシステムの場合は、次のように入力します。
# patchrm 121118-07# patchrm 119574-02 |
x86 ベースのシステムの場合は、次のように入力します。
# patchrm 121119-07 # patchrm 119575-02 |
このエージェントは、Update Manager ソフトウェアをインストールするときに同時にインストールされます。Update Manager の登録ウィザードでシステムを登録すると、エージェントが有効になります。
ほとんどの場合、pkgrm コマンドを使用すれば、安全にエージェントを無効化することができます。そのあと、SUNWccinv パッケージを削除します。ただし、ディスクレスクライアントまたはシステムのクラスタにこのパッケージをインストールしている場合は、手動でエージェントを無効化してから、SUNWccinv パッケージを削除する必要があります。