要件と制限事項

Sun Update Connection には、次のような制限があります。

• Solaris サポート。Sun Update Connection 1.0.x は Solaris 10 システム向けに設計されています。Solaris 8 システムおよび Solaris 9 システムでは、引き続き Sun Patch Manager 2.0 を使用してアップデート管理作業を行います。

• Solaris 10 ゾーンサポート。Sun Update Connection 1.0.4 から、Sun Update Manager アプリケーションおよび smpatch コマンドは、1 つまたは複数のローカルゾーンがインストールされているシステムの大域ゾーンからのデフォルトの pkgadd 動作をサポートします。このデフォルト動作によって、大域ゾーンから Update Manager の GUI または smpatch コマンドオプションを使用して、システムのすべてのゾーンに関するアップデートの分析、ダウンロード、インストール、およびアンインストールを行えます。Update Manager は、特定のアップデートを、指定ゾーンに対してインストールまたは削除する要求をサポートしません。その代わり、デフォルトのプロセスを使用して、すべての該当するゾーンでアップデートをインストールまたはアンインストールします。

• Sun オンラインアカウントの問題。Sun Update Connection スイートの製品を使用する場合、次のヒントを参考にしてください。

  Sun オンラインアカウントに登録する場合、有効な電子メールアドレスを指定してください。すべての電子メールは、登録時に指定したアドレスに送信されます。たとえば、パスワードを忘れたために新しいパスワードを送信するよう Sun に依頼した場合、パスワードはリセットされ、指定の電子メールアドレスに送信されます。Sun オンラインアカウントを持っていない場合は、Update Connection Web アプリケーションにアクセスできません。登録時に言語設定を保存してください。Sun Update Connection Web ブラウザアプリケーションに保存された言語設定は保持されません。

• Sun サブスクリプションキー。Sun Update Connection 1.0.8 では、ソフトウェアサポートを含む Sun サービス契約に関する英数字の ID 文字列を「サブスクリプションキー」と呼びます。「Sun サービスプラン ID」、「トークン」、および「サービス契約ナンバー」も同じ ID を指します。ソフトウェアサポートを含むサポート契約のご案内はご購入先が行い、最新の契約 ID をお知らせします。