Trusted Solaris ユーザーズガイド

ツアー : セッションタイプを設定する

ワークステーション情報のダイアログボックス (次の図) には、最後のログイン日時、その日の管理者からのメッセージ、セキュリティ違反の可能性を調査するためのコンソールメッセージが表示されます。さらに、このダイアログでは、シングルレベルとマルチレベルのどちらかのセッションも指定します。

図 3-3 ワークステーション情報のダイアログボックス

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  1. 最後に行われたログインの日時、「本日のメッセージ (Message of the Day)」フィールド、およびコンソールメッセージを確認します。

    この手続きは、セキュリティ上の問題を防ぐために必ず実行してください。

  2. 「シングルラベルにセッションを制限 (Restrict Session to a Single Label)」ボタンが押されていないことを確認し、「了解 (OK)」をクリックします。

    このボタンは、シングルレベルとマルチレベルのどちらのセッションが選択されているかを示します。「了解 (OK)」をクリックすると、現在選択されている種類のセッションが設定され、「本日のメッセージ (Message of the Day)」ダイアログボックスがセッション認可上限ビルダーダイアログボックスに変わります。


    注 -

    アカウントが単一の機密ラベル操作に設定されている場合は、マルチレベルセッションを実行したり、セッション認可上限ビルダーダイアログボックスを表示することはできません。この場合は、手順 1 から 手順 1 までを実行してください。