ログイン不能時にログインを有効にする方法
セキュリティ対策の一環として、管理者は、サイトではリブートした後は、まったくログインできなくなるように設定することができます。リブート後、ログインを可能にする操作が承認されていないユーザーには、図 2-10 に示すようなダイアログボックスが表示されます。この場合は、Trusted Solaris の管理者に連絡し、ログインするための指示を仰いでください。ログインの制御操作が承認されているユーザーには、図 2-11 に示すようなダイアログボックスが表示されます。
図 2-10 ログイン無効のダイアログボックス(ログインの制御操作が承認されていないユーザー用)

図 2-11 ログイン無効のダイアログボックス(ログインの制御操作が承認されているユーザー用)

リブート後にログインを有効にするには
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「ログインを有効にする (Enable logins)」フィールドでどちらかのボタンを選択します (図 2-11)。
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全ユーザーのログインを有効にする場合は「はい (Yes)」ボタンをクリックします。
この操作を行う前に、ログインを有効にすることによってセキュリティ違反が生じないかどうか、サイトのセキュリティポリシーを確認してください。
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ログインを無効のままにしておく場合は「いいえ (No)」ボタンをクリックします。
ログインを有効にする準備ができていない場合は、このボタンを選択します。
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「ログイン (Login)」フィールドで、どちらかのボタンをどちらかを選択します。
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ログインする場合は「はい (Yes)」ボタンをクリックします。
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ログインしないまま、ログイン機能だけを有効にする場合は「いいえ (No)」ボタンをクリックします。
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指定したとおりにログインを有効にする場合は「了解 (OK)」をクリックします。ログイン制御を現在の状態のままにしておく場合は「取り消し (Cancel)」をクリックします。
どちらを選択しても、画面からダイアログボックスが消え、指定どおりにログイン制御が設定されます。