シェルの初期設定ファイル (.cshrc、.login など) をカスタマイズしている場合で、ログイン不能なときは、復旧ログイン機能を使用してログインし、状況を修正することができます。標準のログインでは、起動時にシェルの初期設定ファイルが参照され、その環境用にカスタマイズされた機能が有効になります。復旧ログインの場合は、デフォルトの設定値がそのまま環境に適用され、シェルの初期設定ファイルは参照されません。したがって、ログインの実行が保証されるため、シェルの初期設定ファイルに生じた問題を修正することができます。
ユーザー名入力ダイアログボックス (図 2-2) のテキストフィールドに、ユーザー名を入力します。
「オプション (Options)」ボタンをクリックし、「セッション (Session)」サブメニューから「復旧セッション (Failsafe Session)」を選択します。
「了解 (OK)」ボタンをクリックするか、Enter キーを押し、通常のログイン手順の残りの手順を実行します。
シェルの初期設定ファイルを編集し、問題があると思われる部分を修正します。