必須アクセスチェックと任意アクセスチェックは、ファイルシステムオブジェクトが開かれるときにパス名に対して実行されます。ほかのシステムコールでそのファイル記述子が使用される場合、それ以上アクセスチェックは行われません。ただし、次の場合を除きます。
ファイルが書き込みのために開かれ、その後記述子が読み取りのために fstat(2) システムコールで使用される。この場合、読み取りに対してアクセスチェックが行われ、アクセスが拒否される場合には特権が必要になる場合があります。
ファイルが読み取りのために開かれ、その後記述子が書き込みのために fchmod(2) システムコールで使用される。この場合、書き込みアクセスに対してアクセスチェックが行われ、アクセスが拒否される場合には特権が必要になる場合があります。