ユーザーがワークスペースからアプリケーションを起動するとき、プロセスに対しそのユーザーのセッション認可上限が設定されます。この認可上限を、プロセス認可上限と言います。プロセス認可上限は、プロセスに対し、オブジェクトの CMW ラベルの変更やデータ書き込みの上限を設定します。次の処理を行うプログラミングインタフェースの詳細は、第 7 章「プロセス認可上限」を参照してください。
プロセス認可上限の取得と設定を行う
バイナリの認可上限を初期化する
2 つのレベル間の高い方の下限または低い方の上限を特定する
「優位」と「同等」の関係によってレベルを比較する
バイナリのラベル型のチェックと設定を行う
バイナリと ASCII 間、またはバイナリと 16 進の間で認可上限を変換する
認可上限が有効であることをチェックする