Trusted Solaris 7 リリースノート

一部のコマンドとライブラリが完全には機能しない

次のコマンドとライブラリルーチンは完全に機能しません。

rpcinfo(1M) (バグ ID: 4040593)

Trusted Solaris 1.2 ワークステーションに接続するためには特権が必要です。

snoop(1M) (バグ ID: 4024442)

-v オプションを指定して出力ファイルを表示しようとしたとき、出力ファイル内に TSIX SATMP プロトコルがあるとコアダンプします。

bltos(3) ラベル関数 (バグ ID: 4029584)

バイナリから文字列コードへ (または、その逆) のラベル変換はマルチスレッドに対して安全ではありません。

libtsol() ラベル関数 (バグ ID: 4055191)

libtsol() ラベル関数は、ラベル関数を使用するプログラムのログ記録の動作を変更します。つまり、syslog パラメータを変更します。

t6recvfrom(3N) (バグ ID: 1249220)

t6new_attr(3N) が呼び出された場合、t6recvfrom() のマスク引数には新しい属性のビットが含まれるべきですが、実際にはすべての属性が含まれます。

t6get_endpt_default(3N) (バグ ID: 1239143)

sys_audit 特権を必要とするべきですが、現在はネットワークインタフェースは sys_audit 特権なしでも監査属性を設定できます。TSOL 接続の場合、監査属性は無視されます。TSIX 接続の場合、監査属性はリモートのピアに転送されます。