Trusted Solaris 版の mount_nfs(1M) コマンドでは、-S を付けて、次のオプションを指定できます。
dev と nodev - キャラクタ型デバイスやブロック型デバイスへのアクセスを許可または拒否する。デフォルトでは dev に設定されています。
priv と nopriv - 実行可能ファイルの強制された特権を許可または拒否する。デフォルトでは priv に設定されています。
なお、このリリースでは、オプション quota と noquota は削除されています。
mount_nfs を実行するには、次の属性が必要です。
sys_mount 特権
proc_upgrade_sl 特権
実効 UID 0
プロセス機密ラベル [ADMIN_LOW]
mount_nfs コマンドには、sys_mount および net_privaddr 特権が必要です。また、マウント先とマウントされるデバイスには、必須および任意の読み取りアクセス権 (または無効化特権) が必要です。vfstab_adjunct ファイルの構成によっては、プロセスに proc_setsl と proc_setclr 特権の組み合わせが必要となる場合もあります。