役割アカウントはユーザーアカウントの特性をすべて保持していますが、以下の点が異なっています。
役割アカウントはログインできません。
管理作業は、事前にログインとパスワードの認証を受けたユーザーが行わなければなりません。これは、ユーザーと管理者が自分の行う処理に対して責任を持たなければならないという必要性があるからです。ログイン認証が不明なユーザーによって行われた管理作業は、監査機構による把握が不可能です。
特定の役割でログインするのではなく、ログイン済みユーザーがトラステッドパスメニューを使ってその役割になります。
役割は他の役割になることはできません。
ユーザーマネージャの「識別情報 (Identity)」ダイアログボックスを使って、特定の役割アカウントになると、「ナビゲータ」ダイアログボックスの「役割 (Role)」ボタンはグレー表示になります。この場合、「役割 (Role)」ボタンをクリックするとエラーメッセージが表示されます。
各役割は役割ワークスペースを持ちます。役割ワークスペースは、ユーザーがその役割になった時点でフロントパネルに追加されます。