属性は、次のように指定できます。
ファイルシステム内にある個々のファイルまたはディレクトリのレベル (「ファイルおよびディレクトリのセキュリティ属性」を参照してください。)
ファイルシステムのレベル (「ファイルシステムの属性」を参照してください。)
マウント時 (「マウント時にセキュリティ属性を指定する」を参照してください。)
すべての ufs タイプのファイルシステムは可変属性ファイルシステムです。可変属性システムでは、各ファイルシステムオブジェクトの機密ラベルは作成時に設定され、変更できます。固定属性ファイルシステムでは、機密ラベルは、ファイルシステムがマウントされているリモートホストの tnrhdb(4) または tnrhtp(4) ファイルの def_SL 設定により、あるいはマウント時に決定されます。
必要な属性をどこからも取得できない場合は、一連のデフォルト値が使用されます。属性の取得方法に関するルールについては、「Trusted Solaris 属性の取得手順に関するルール」を参照してください。