Trusted Solaris 管理の手順

新たに導入された Trusted Solaris の NIS+ テーブルと、NIS+ 経由で管理されないファイル

新たに導入された Trusted Solaris の NIS+ テーブルを次の表に示します。

表 12-1 新たに導入された NIS+ テーブル
 マップ名 定義
tsoluser ユーザーや役割アカウントに指定されたTrusted Solaris属性および実行プロファイルを格納。
tsolprof 実行プロファイルを格納。
tnrhdbホストとネットワークアドレス間の対応、および tnrhtp(4) 内のテンプレートを格納。
tnrhtpホストやネットワークに割り当てられる、tnrhdb(4) 内のテンプレートを格納

次の表に、通常すべてのマシンで同一でなければならない設定ファイルのうち、NIS+ 経由で管理されないものを示します。システム構築後にこれらのファイルが変更された場合、管理者は変更されたファイルを各ホストに配布しなければなりません。

表 12-2 NIS+ 経由で管理されない設定ファイル
 ファイル名
label_encodings(4)
system(4)