Trusted Solaris 管理の手順

割り当てエラー状態

表 15-3 に示すように、デバイス補助ファイルのモードが 0100で、機密ラベルが ADMIN_HIGH、所有者がユーザー bin とグループ bin である場合、割り当て可能デバイスはエラー状態になります。 デバイス割り当てがエラー状態になる原因としては、 device_clearn(1M) スクリプトの使用が考えられます。 デバイス clean スクリプトを使用すると、割り当て解除中にユーザーがスクリプトからのプロンプトに応答し、取り外し可能な媒体を取り出すまで、デバイスが割り当てエラー状態になります。デバイスをエラー状態から復帰させるには、デバイス割り当てマネージャの「管理 (Administration)」ダイアログボックスの「再利用 (Reclaim)」ボタンを使用します。このボタンは、承認されたユーザーが使用することができます。 「再利用」を参照してください。