あるコマンドまたはそのオプションの実行には特権が必要となる場合、そのような特権を「必須特権」(または「操作特権」)と呼びます。必須特権は、Trusted Solaris のマニュアルページでは「なければなりません (must have)」という説明付きで示されています。たとえば、「ifconfig(1M) コマンドはネットワークインタフェースを変更するための sys_net_config privilege
特権を持っていなければなりません」という具合です。
必須特権がコマンドに強制されていない場合、あるいは、secadmin がユーザーの実行プロファイル内のコマンドに必須特権を指定していない場合、そのコマンドまたはオプションは動作しません。