Trusted Solaris の監査管理

subject トークン

subject トークンは、サブジェクト (プロセス) を説明します。構造は process トークンと同じです。

このトークンは、システムコールに対してカーネル生成の監査レコードの一部として必ず返されます。監査 ID、ユーザー ID、グループ ID、プロセス ID、セッション ID は、短形式ではなく長形式で示されます。トークンの書式は 図 B-25 に示します。


注 -

subject トークンのセッション ID、実ユーザー ID、実グループ ID 用の各フィールドは使用できない場合があります。このときエントリは -1 にセットされます。


subject トークンは、praudit により次のように表示されます。

subject,root,root,staff,root,staff,552,552,24 3 patchwork