ラベル admin_low
でセキュリティ管理者になって、audit_control(4) ファイルにシステム全体の監査フラグを入力します。
ユーザーアクションを原因としないイベントを監査する場合は、naflags: 行に na クラスを入力します。
dir:/etc/security/audit/egret/files dir:/etc/security/audit/egret.1/files dir:/etc/security/audit/grebe/files flags: minfree:20 naflags:na
ワークステーションでユーザーレベルのイベントを監査する場合は、flags: 行にその他のクラスを入力します。
dir:/etc/security/audit/egret/files dir:/etc/security/audit/egret.1/files dir:/etc/security/audit/grebe/files flags:lo,ad,-all,^-fc minfree:20 naflags:na
監査フラグの各フィールドの構文については、「audit_control ファイルの例」を参照してください。
内容を保存してエディタを終了します。
分散システムでは、audit_control ファイルの監査フラグはネットワーク上の全ワークステーションで同じにします。ファイルのマスターコピーをネットワーク上のすべてのワークステーションに配布する手順については、「監査構成ファイルをネットワーク上の各ワークステーションに配布する方法」を参照してください。