Trusted Solaris の監査管理

常時監査ポリシーを設定する方法

  1. ラベル admin_low でセキュリティ管理者になって、audit_startup(1M) ファイルに常時監査ポリシーを入力します。

    1. アプリケーションマネージャで「システム管理 (System_Admin)」フォルダを開きます。

    2. 「監査の開始 (Audit Startup)」アクションをダブルクリックします。

  2. ポリシーオプション付きの auditconfig(1M) コマンドを呼び出すスクリプトを作成します。

    次の例の audit_startup(1M) スクリプトは、ACL (アクセス制御リスト) を監査レコードに追加し、ワークステーションの監査ファイルシステムがいっぱいになるとワークステーションを停止し、起動時に現在の監査ポリシーを標準出力します。

    #!/bin/sh
    auditconfig -setpolicy +slabel,+acl
    auditconfig -setpolicy +ahlt
    auditconfig -getpolicy
  3. 内容を保存してエディタを終了します。


    注意 - 注意 -

    評価済みの構成で監査を実行する場合、cnt ポリシーを有効にすることはできません。また、ahlt ポリシー (デフォルト) を無効にすることはできません。