ラベル表示を設定するオプションを使用すると、セキュリティ管理者役割は、管理ラベルの名前を管理者以外のユーザーにも表示するかどうかを決定できます。サイト側が管理ラベルの名前を非表示にするときは、次のような理由があります。
サイト側は、各ユーザーに 1 つのラベルを割り当てており、管理ラベルの使用方法についてユーザートレーニングを提供しないことを選択した場合
サイトのセキュリティポリシーで管理ラベルの名前を機密情報として取り扱う場合
ラベル表示モードを外部用 (External) に設定すると名前が非表示になり、内部用 (Internal) に設定すると名前は表示されます。
ラベル表示が外部用に設定されていると、次のようになります。
ADMIN_LOW
ラベルまたはサイト固有の同等の名前が表示されず、代わりに同じ型の最下位の有効なラベルが表示される
ADMIN_HIGH
ラベルまたはサイト固有の同等の名前が表示されず、代わりに同じ型の最上位の有効なラベルが表示される
どちらの表示モードを指定しても、バイナリラベルに変化はありません。ラベル表示は、管理ラベルとして定義した名前を代替名と交換して表示するかどうかを決定するだけのものです。
デフォルトラベルを設定するオプションは、他のラベルの名前を管理ラベルの名前と置き換えるかどうかを決めているだけです。
内部表示に設定することによって、ユーザーは管理ラベルの名前の表示を見ることができます。名前は、ADMIN_HIGH、ADMIN_LOW などの文字例、またはそれ以外の管理者の権限を使用して設定した代替名です。必要に応じて 「管理ラベルの名前の変更」を参照してください。