Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)

Trusted Solaris ソフトウェアによる SSP ローカルアクセスおよびリモートアクセス

SSP コンソールへの Trusted Solaris アクセスは、Trusted Solaris 役割による制約があるため、Solaris アクセスとは異なります。

SSP ローカルアクセス

Solaris SSP コンソールには、ssp ユーザーが直接ログインできます。Trusted Solaris SSP コンソールには、管理者はまず ssp 役割になれるユーザーとしてログインし、その後、その役割になります。

Solaris SSP コンソールでは、スーパーユーザーは直接ログインすることもでき、su(1M) コマンドを使用してスーパーユーザーになることもできます。Trusted Solaris SSP コンソールでは、root 役割になれる管理者がまず一般ユーザーとしてログインし、それから役割になります。

SSP リモートアクセス

Solaris SSP 上の ssp ユーザーにリモートでアクセスするには、SSP に rlogin(1) または telnet(1) を実行し、それから ssp ユーザーとしてログインします。また、SSP に CDE リモートログインを実行し、それから ssp ユーザーとして CDE ログインすることもできます。

Trusted Solaris SSP 上の ssp 役割にリモートでアクセスするには、次の方法があります。

これらの方法は、Trusted Solaris SSP 上の root 役割にアクセスする場合にも使えます。リモート管理についての詳細は、『Trusted Solaris 管理の手順』の「リモート管理オプション」を参照してください。