Solaris SSP 3.1.1 における ssp ユーザーは、Trusted Solaris SSP 3.1.1 では ssp 役割に置き換えられています。ssp ユーザーが Solaris 環境で実行するコマンドは、Trusted Solaris 環境では ssp 役割によって実行されます。ssp 役割はプロファイルシェル (pfsh) を使用して実行されます。他のシェルで実行するよう変更してはなりません。
ssp 役割のホームディレクトリ (/export/home/ssp) は、インストール時にマルチレベルディレクトリ (MLD) として作成されます。ssp 役割はラベル admin_low
で実行され、そのファイルはラベル admin_low
の SLD (シングルラベルディレクトリ) に格納されます。Trusted Solaris 環境および概念については、『Trusted Solaris 管理の概要』を参照してください。