Ethernet ポートは、ファームと I-Fabric の外部にある管理対象外のデバイスの接続を表します。 ファーム設計に Ethernet ポートを追加することで、ソフトウェアでは構成したり管理したりできないデバイスを接続することができます。
このデバイスは、ファームの起動後に、プロビジョニング済みのスイッチポートに物理的に接続する必要があります。
Ethernet ポートを使ってバックチャネルネットワーク接続に対する接続性を示す場合は、次のことを行なってください。
『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』の「管理対象外の Ethernet デバイスの追加と削除」で、管理対象外のデバイスに関する情報を確認する
Ethernet ポートを、ファーム内の重要なサーバーにもっとも簡単にアクセスできる位置へ配置する
ファームと組織の間のアクセス量を考慮して、適切な場合は制限を適用する
Control Center では、管理対象外のデバイスに対して、次のタスクを実行することはできません。
デバイスの構成
デバイスの電源の投入
デバイスの電源の切断
管理対象外のデバイスに対して実行できるタスクは次のとおりです。
I-Fabric への接続
インタフェースの種類と数の表示 (適用可能な場合)
管理対象外のデバイスは、このデバイスを使用するファームを起動する前に、手動で接続する必要があります。 以下では、Control Center の「Editor」画面を使って Ethernet ポートを構成する方法について説明します。
デバイスタイプ「Unknown Device」を選択する場合、次の点を考慮してください。
「Unknown Device」は、N1 Provisioning Server 3.0 からアップグレードした Ethernet ポート要素を表す
「Unknown Device」に対しては、Control Center のリソースチェック機能は実行されない
コマンド行で次の手順を実行します。 『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』を参照してください。
管理者として Control Center にログインします。
「Synchronize System」ボタンをクリックします。
ファーム設計を開き、Ethernet ポート要素をダブルクリックします。
「Configure Ethernet Port」ダイアログボックスが表示されます。
「Name」フィールドに名前を入力します。
「Notes」フィールドに、メモまたはコメントを入力します。
「Type」フィールドで、デバイスの種類を選択します。
Ethernet ポートの IP アドレスは、ファームの起動時に割り当てられます。
「OK」をクリックします。
「Configure Ethernet Port」ダイアログボックスが閉じます。
『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド』の「管理対象外の Ethernet デバイスの追加と削除」