N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition Control Center 管理ガイド

サブネットと VLAN の構成

サブネットの構成

ファームがアクティブになると、サブネットの IP アドレスとマスクが割り当てられます。 IP アドレスとネットマスクの割り当ての詳細については、「ファーム要素の接続」を参照してください。 「Configure Subnet」ダイアログボックスの使用時には、次の点を考慮する必要があります。

以下では、「Editor」画面を使ってサブネットを構成する方法について説明します。

Procedure内部サブネットを構成する

手順
  1. 内部サブネット要素をダブルクリックします。

    「Configure Subnet」ダイアログボックスが表示されます。

  2. 「Name」フィールドに、内部サブネットの名前を入力します。

  3. 「Notes」フィールドに、メモまたはコメントを入力します。

  4. (任意) 「Add Host Name」ボタンをクリックして、IP の名前を予約します。

  5. 表示されているフィールドに DNS 名を入力します。

    入力した DNS 名により、予約する各 IP アドレスの DNS 接頭辞が指定されます。

  6. 「OK」をクリックして、変更を保存します。

    「Configure Subnet」ダイアログボックスが閉じます。

参照

Procedure外部サブネットを構成する

外部サブネットを使用することにより、インターネットまたは外部ネットワークに公開される IP アドレスの数を指定できます。 外部サブネット接続上の IP アドレスの数は、最大で 2048 個です。Control Center でのデフォルト数は 16 個です。 外部サブネットの構成時には、少なくとも 6 個以上の IP アドレスを割り当てる必要があります。

ファームのトポロジ内には、通常 1 個の外部サブネットが存在します。 場合によっては、2 番目の外部サブネットを追加して、次のような利点を得ることができます。

以下では、「Editor」画面を使って外部サブネットを構成する方法について説明します。

手順
  1. 外部サブネット要素をダブルクリックします。

    「Configure External Subnet」ダイアログボックスが表示されます。 「Subnet IP」フィールドには、このサブネットのネットワークアドレスが表示されます。 「Subnet IP」に表示されたアドレスは、ファームの起動後に割り当てられます。

  2. 「Name」フィールドに名前を入力します。

  3. 「Mask」フィールドで、サブネットマスクを選択します。

    「MASK」は、この外部サブネット上の要素に適用されるネットマスクです。

  4. 「Notes」フィールドに、メモまたはコメントを入力します。

  5. (任意) 「Add Host Name」ボタンをクリックして、IP の名前を予約します。

  6. 表示されているフィールドに DNS 名を入力します。

    入力した DNS 名により、予約する各 IP アドレスの DNS 接頭辞が指定されます。 「DNS 命名規則」を参照してください。

  7. 「OK」をクリックして、変更を保存します。

    「Configure External Subnet」ダイアログボックスが閉じます。

参照

ネットマスクの割り当てについては、「ファーム要素の接続」を参照してください。

手動での VLAN の構成

デフォルトでは、ファーム内の VLAN の構成は自動的に行われます。 しかし、手動で構成することもできます。 「Configure VLANs」ダイアログボックスで実行できる管理作業には、次のものがあります。

VLAN に付与される名前は、Control Center 内で VLAN ゾーン (管理 VLAN など) を構成するための識別子として使用されます。 割り当てられる名前は、ファームの起動時にスイッチ内で構成される実際の VLAN 名とは関係ありません。 実際のスイッチ VLAN は、ファームの起動時に使用できる状態であれば、Control Center で指定された VLAN ゾーンに基づいて割り当てられます。

複数のサブネットに同一の VLAN 名を関連付けることで、VLAN タイプを作成します。 「Configure VLANs」ダイアログボックスで定義した VLAN 名は、関連付けられた各サブネットの「Configure Subnet」ダイアログボックスに表示されます。 「Configure VLANs」ダイアログボックスで VLAN 名のリストを定義し、「Configure Subnet」ダイアログボックスで VLAN 名とサブネットを関連付けます。

ProcedureVLAN 構成を追加する

手順
  1. 「Editor」画面で、「Edit」メニューから「Configure VLANs」を選択します。

    自動 VLAN 構成について説明するメッセージが表示されます。

  2. 「Configure VLANs」ドロップダウンリストから「Manually」を選択します。

    「Configure VLANs」ダイアログボックスが表示されます。

  3. 「Current VLANs」リストから VLAN を選択します。

    右側の区画に、名前、ワイヤの色、含まれるサブネットが表示されます。

  4. 新しい VLAN 情報を追加し、「Create VLAN」ボタンをクリックします。

    負荷均衡のため、データ IP があるサブネットをデータ VLAN 内に移動します。

  5. 「OK」をクリックします。

    新しい VLAN 情報が適用され、「Configure VLANs」ダイアログボックスが閉じます。


    注 –

    VLAN を追加または削除した場合は、適切なサブネット構成を更新して、サブネットに正しい VLAN を関連付ける必要があります。 VLAN を削除したあとサブネット構成を別の LAN に関連付けないと、エラーメッセージが表示されます。


参照

ProcedureVLAN 構成を削除する

手順
  1. 「Editor」画面で、「Edit」メニューから「Configure VLANs」を選択します。

    自動 VLAN 構成について説明するメッセージが表示されます。

  2. 「Configure VLANs」ドロップダウンリストから「Manually」を選択します。

    「Configure VLANs」ダイアログボックスが表示されます。

  3. 「Current VLANs」リストから VLAN を選択します。

    右側の区画に、名前、ワイヤの色、含まれるサブネットが表示されます。

  4. VLAN を削除するには、「Current VLANs」リストから名前を選択して、「Delete VLAN」ボタンをクリックします。

  5. 「OK」をクリックします。

    VLAN 情報が削除され、「Configure VLANs」ダイアログボックスが閉じます。


    注 –

    VLAN を追加または削除した場合は、適切なサブネット構成を更新して、サブネットに正しい VLAN を関連付ける必要があります。 VLAN を削除したあとサブネット構成を別の LAN に関連付けないと、エラーメッセージが表示されます。