I-Fabric コンポーネントと追加と削除は、デバイス ID のスキーマに基づいて行われます。 ID のスキーマを理解することで、I-Fabric 内でのコンポーネントの追加と削除を効率的に行えるようになります。 コンポーネントとその ID の一般的なリストを取得するには、次のように device -l コマンドを実行します。
/opt/terraspring/sbin/device -l |
出力例:
DEVICE_ID PARENT_ID STATUS FARM_ID TYPE
2 - USED - rf:cisco-rf (cisco RouterFabric)
3002 - USED - cpu:sun-svr-420R-idb (Sun 420R)
50001 - USED - sf:stiletto-sf (Sun StilettoSwitchFabric)
50100 - USED 103 cpu:sun-svr-blade (- -)
50101 - USED 102 cpu:sun-svr-blade (- -)
50102 - USED 101 cpu:sun-svr-blade (- -)
50113 - NEW - cpu:sun-svr-blade (- -)
50115 - FREE - cpu:sun-svr-blade (- -)
50150 50001 USED - sw:stiletto-sw (- -)
50160 - USED - pwr:stiletto-pwr (- -)
10 devices found.
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シャーシコンポーネントの ID により、コンポーネントが属するシャーシが定義されます。 シャーシコンポーネントの ID は 5 桁の数字です。 2 番目と 3 番目の数字がシャーシの ID を表します。 4 番目と 5 番目の数字がシャーシコンポーネントの ID を表します。 たとえば、ID が 503xx の形式であるすべてのデバイスは、ID が 50300 であるシャーシに属します。
各シャーシに関して、ID 5yy00 から 5yy15 はサーバーブレード用に予約され、ID 5yy50 および 5yy51 はスイッチ用に予約され、ID 5yy60 はスイッチ/システムコントローラ (SSC) 用に予約されています。 たとえば、5 番目のシャーシに対しては、次の表の ID が割り当てられます。
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ID |
デバイス |
|---|---|
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50500 から 50515 |
ブレード |
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50550 および 50551 |
スイッチ |
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50560 |
スイッチ/システムコントローラ |
50000 から 59999 の ID はシャーシコンポーネント用に予約されています。 これらの ID に対してはその他のデバイスを割り当てないでください。
シャーシそれ自体は、デバイスとしては CPDB には含まれません。 この意味で、シャーシには「仮想」ID があります。これは、S0 ブレードが存在する場合、その S0 ブレードの ID と同じです。