監視ログファイルは、Farm Manager によるノードの登録と登録解除からのメッセージを保持します。 またこのファイルには、監視デーモンにより生成されたすべてのメッセージも保持されます。 日常作業の一部としてこのログファイルを確認し、必要に応じてエラーを修正する適切な作業を行います。 詳細については、第 7 章「障害追跡 」を参照してください。
ログファイルのローテーションは、インストール時に postinstall パッケージで使用される slconfig コマンドによって自動的に構成されます。 /etc/opt/terraspring/logfile_rotation のデフォルトのログサイズは 5M バイトです。
監視のデバッグレベルにより、/var/opt/terraspring/log/mon.log ファイルに記録される監視システムのメッセージの詳細レベルが決まります。
デフォルトでは、デバッグレベルは 9 に設定されています。 デバッグレベルを変更するには、N1 Provisioning Server 上の /etc/opt/terraspring/tspr.properties ファイルを次のように編集します。
com.terraspring.mon.MonLog.debugLevel=debug level value |
NMS に転送される全メッセージのログは /var/opt/terraspring/log/snmp.log ファイルに配置されます。
デフォルトの Simple Network Management Protocol (SNMP) の詳細レベルは 9 に設定されています。 SNMP メッセージは /var/opt/terraspring/log/snmp.log ファイルに記録されます。
SNMP の詳細レベルを変更するには、N1 Provisioning Server 上の /etc/opt/terraspring/tspr.properties ファイルを次のように編集します。
com.terraspring.mon.snmpLog.debugLevel=debug level value |