構成にスタンドアロンのイメージサーバーが含まれるか、構成ではコントロールプレーンサーバー上にイメージサーバーが存在するかに応じて、コントロールプレーンは 1 つまたは 2 つのサーバーから構成されます。
コントロールプレーンサーバーには、次のロールがある N1 Provisioning Server ソフトウェアが含まれます。
N1 Provisioning Server データベース (CPDB)
ストレージマネージャクライアント (STMC)
ファームマネージャ
セグメントマネージャ
DHCP サービスおよび DNS サービス
監視マネージャ
Control Center
N1 Provisioning Server コンポーネント、特に CPDB を定期的にバックアップします。
コントロールプレーンサーバーをバックアップする方針としては、I-Fabric には含まれないサーバーをバックアップサーバーに指定し、そのサーバーをコントロールプレーンのネットワークに接続します。 バックアップの実行には、市販のさまざまなバックアップソフトウェアが使用できます。 唯一の要件は、Oracle データベースまたは Postgres データベースをバックアップする機能です。 N1 Provisioning Server をインストールする場合は、バックアップサーバーに対して IP アドレスとポートを指定する必要があります。 詳細については、『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition インストールガイド』を参照してください。
次の節では、コントロールプレーンサーバーのバックアップと復元の要件の詳細を説明します。
バックアップサーバーを構成するには、次の手順を実行します。
バックアップサーバーと接続する、コントロールプレーンスイッチ上のポートを選択します。
そのポートをバーチャル LAN (VLAN) 9 に割り当てます。
適切なテープバックアップデバイスを、バックアップサーバーに直接接続します。
バックアップサーバーには IP アドレス x.y.z.212 が予約されています。 N1 Provisioning Server ソフトウェアには、x、y、および z の値が用意されています。 x.y.z の値は、N1 Provisioning Server で使用するサブネットです。 このアドレスを使用するようバックアップサーバーを構成します。
ソフトウェアの販売元の指示と独自の要件に従って、バックアップサーバーでバックアップサーバーソフトウェアのインストールと構成を行います。
N1 Provisioning Server ネットワークへの不正アクセスを防止するため、VLAN 9 とその他すべてのネットワークとの間のすべての Ethernet トラフィックは、バックアップサーバーでルーティングまたはブリッジしてはいけません。