Infrastructure Fabric (I-Fabric) を管理する際には、エラーメッセージが表示される場合があります。 この章では、問題を解決するためや、問題報告の前に追加情報を収集するために必要な、メッセージ、説明、および操作を説明します。 メッセージはログファイルで確認できます。
エラーメッセージの重要度は、単なる小さなバグメッセージから、重大な警告までの範囲があります。 N1 Provisioning Server ソフトウェアからのすべてのメッセージは、/var/adm/tspr.debug ログファイルに記録されます。 (ドライバなどの) サードパーティ製コンポーネントからのすべてのメッセージは、/var/adm/messages ログファイルに記録されます。
メッセージはログファイルに書き込まれるため、メッセージはokay、debug、warning、または critical に分類されます。 ログでのメッセージの表示例を次に示します。
Oct 30 00:16:47 sp4 java[ 506]: [ID 289794 user.info] TSPR [sev=okay] [apps=770034] TCPEventHandler:dispatch. |
[sev=okay] の部分がメッセージの重要度を表します。
N1 Provisioning Server ソフトウェアは、ログメッセージを次の 2 つのログファイルに記録します。
okay、warning および critical のメッセージは、エラー ID とともに /var/adm/messages ログファイルに記録されます。
okay、warning および critical のメッセージ以外にも、/var/adm/tspr.debug ログファイルには、システム障害のデバッグに使用されるデバッグメッセージが含まれています。