N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド

メッセージログファイルの形式

/var/adm/messages ファイルおよび /var/adm/tspr.debug ファイルに記録されるすべてのメッセージは、標準フォーマットです。 次に典型的なメッセージの例を示します。

Nov 12 17:22:57 sp3 java[23033]: [ID 398540 user.info] TSPR [sev=crit] [fmid=1211] [MSG6718] FM Activate: Ready timeout expired.

表 7–1 メッセージログファイルの形式

メッセージの要素 

説明 

Nov 12 17:22:57

メッセージの日付とタイムスタンプ。 

sp3

コントロールプレーンサーバーの名前。 

java[23033]

Solaris プロセスの一意の ID。 

[ID 398540

システムログの一意の ID。 

user.info]

システムログエントリの種類。 

TSPR

メッセージの種類。 この例では、メッセージは N1 Provisioning Server のメッセージです。 

[sev=crit]

メッセージの重要度。 例では、crit はこのエラーメッセージがクリティカルであることを意味する。 その他の重要度の種類には warnokay、および dbug が存在する。

[fmid=1211]

メッセージを生成したアプリケーション ID。 例では、アプリケーションはファーム 1211 用のフォームマネージャである。

セグメントマネージャのアプリケーション ID は、[smid=27003] という形式である。

コマンド行ツールのアプリケーション ID は、[apps=26765] という形式である。

[MSG6718]

N1 Provisioning Server により割り当てられたメッセージ ID。 

FM Activate: Ready timeout expired

メッセージそれ自体。 

実行時にエラーまたは例外が発生した場合、例外の説明とともに、メッセージの一部として例外の名前が記録されます。