N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイド

Procedureシャーシスイッチポートを構成する

手順
  1. ポートと外部ルーターを接続します。

    これらのポートを、タグ付きパケットを許可する中継ポートとして構成します。 ブレードシステムシャーシスイッチでは、中継接続で許可される VLAN を明示的に有効にする必要があります。 スイッチ管理 VLAN (出荷時のデフォルト設定は VLAN 2) を除いて、すべての VLAN をパススルーに構成します。

    ブレードシステムシャーシスイッチでは、これを行うための一連のコマンドは次のようになります。


    Vty-0(config)#interface ethernet NETP0
    Vty-0(config-if)# description External RJ-45 connector NETP0
    Vty-0(config-if)# switchport allowed vlan add 1 untagged
    Vty-0(config-if)# switchport native vlan 1
    Vty-0(config-if)# switchport mode trunk
    Vty-0(config-if)# switchport allowed vlan add 10-1024 tagged
    Vty-0(config-if)# switchport forbidden vlan add 2
    Vty-0(config-if)#

    上記の例では、タグ付きポート NETP0 上では VLAN 10 から 1024 が許可されています。 その他すべての VLAN は使用禁止になっています。

  2. ポートを外部スイッチポートに接続します。

    これらの接続は、 NetP7 ポートを使用する外部スイッチへの中継ポート、および NetMgt ポートを使用するコントロールプレーン接続の 2 種類のいずれかになります。

    NetP7 ポートを使用する中継ポートの場合、これを実行するための構成の要件とコマンドは、前の手順と同じです。

    NetMgmt ポートを使用するコントロールプレーン接続の場合、NetMgmt ポートはスイッチの管理 VLAN (デフォルトでは VLAN 2) に存在する必要があります。 これは出荷時のデフォルト設定ですが、構成の段階でこれを確認します。

    interface ethernet NETMGT

    switchport allowed vlan add 2 untagged

    switchport native vlan 2

    switchport allowed vlan remove 1

    switchport forbidden vlan add 1

  3. すべての VLAN の作成が完了した時点で、Ctrl + Z キーまたは End キーを押して構成モードを終了します。

  4. その他のシャーシのスイッチポートに接続されているポートの場合は、要件とコマンドは手順 1 と同じです。

  5. Provisioning Server の VLAN 対応 NIC に接続されているポートの場合は、要件とコマンドは手順 3 と同じです。