次の手順では、N1 Provisioning Server 環境において必要な JumpStart 設定のみを説明します。 JumpStart 設定の詳細については、Solaris 9 のドキュメントを参照してください。JumpStart インストールサーバーは、いくつかの方法で設定できます。 次の手順は一例にすぎません。
イメージサーバーにスーパーユーザーとしてログオンします。
イメージサーバーに Solaris 9 DVD を挿入します。
DVD イメージをコピーするディレクトリを作成します。
例:
mkdir -p /images/s9u5s |
このドキュメントでは、Solaris ディストリビューションが /images/s9u5s (SPARC の場合) および /images/s9u5x (x86 の場合) で利用できることが前提になっています。
マウントされたディスクの Tools ディレクトリに移動します。
例:
cd /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_9/Tools |
ドライブ内の DVD イメージをインストールサーバーのハードディスクにコピーします。
例:
./setup_install_server /images/s9u5s |
インストールサーバーのイメージへのパスが適切に共有されていることを確認します。
share | grep /images/s9u5s
パスが表示され、オプションに anon=0 が表示されている場合は、次の手順に進みます。 パスが表示されていないか、オプションに anon=0 がない場合は、現在の手順を継続します。
次のエントリを /etc/dfs/dfstab ファイルに追加し、ブートサーバーからインストールサーバーが利用できるように設定します。
share -F nfs -o rw,anon=0 -d "install server directory" /images/s9u5s
インストールサーバーのディレクトリパスが正しく共有されているか確認します。
ps -ef | grep nfsd
nfsd デーモンが稼働していない場合は、このデーモンを起動します。
/etc/init.d/nfs.server start
nfsd デーモンがすでに稼働している場合は、インストールサーバーを共有します。
shareall
cd / と入力して、ディレクトリをルートに変更します。
Solaris 9 DVD を取り出します。