I-Fabric のリソースプール内のリソースを自動的にプロビジョニングおよび構成する能力は、Control Center の中核的機能です。 以下に論理サーバーファームの起動に必要な手順の要約を示します。この要約は、プロビジョニングおよび構成プロセスの理解に役立ちます。
配分 – Control Center は、リソースのプロビジョニングと構成を行うために、要求をプロビジョニングサーバーにディスパッチ します。 この要求が受信されると、Control Center はリソースの配分を実行します。 リソースは、リソースプールからランダムに配分され、CPDB 内で追跡されます。 IP サブネットは、パブリックとプライベートの両 IP アドレス空間から配分できます。
配線 – 物理的なリソースの配分に従って、Ethernet 接続用のネットワークファブリックが構成されます。 この処理には、IP サブネットおよび VLAN などのネットワークリソースの構成も含まれます。 この時点でイメージがサーバーにコピーされます。
ディスパッチ – 論理サーバーファームの仮想配線に従って、DHCP および DNS サービスが開始されます。 Control Center は、これらのサービスの構成と管理を自動化します。 これらのサービスが利用可能な場合、論理サーバーファーム内のデバイスは、アドレス指定可能な電源装置から電源が投入されます。
起動 – 起動時に、論理サーバーファームは監視され、自動フェイルオーバーサービスが有効になります。
Control Center は、論理サーバーファームの最初の起動だけでなく、論理サーバーファームの進行中の変遷も管理し自動化します。 論理サーバーファームに対してリソースの追加または削除が行われるため、Control Center は継続して管理を行い、DHCP および DNS サービス同様、すべての配線も自動的に構成します。