Control Center は、I-Fabric のデバイスの状態と健全性をアクティブに監視します。 監視は、I-Fabric を可視的に表示し、フェイルオーバーと回復をサポートします。また、失敗したプロセスを再起動します。
Control Center は、I-Fabric 内の次のファーム監視機能を可能にします。
自動フェイルオーバーを可能にするリソースプールデバイス (サーバーファーム) の可用性 、および Control Center 監視画面で表示するこれらのデバイスの可用性。
サーバーの基本パフォーマンスモニター (ディスク、CPU、メモリー)。 監視情報は、Control Center で表示できます。
ファームまたはデバイスのステータス、状態、および構成の変更。変更内容はイベントログに記録され、任意で SNMP (Simple Network Management Protocol) トラップを使用して外部で利用可能です。
ファーム状態変更の監視イベントとして、ファームの起動、停止、および待機モードがあります。
ファーム構成変更のイベントとして、ファームサーバーの追加、削除および再構成があります。
デバイス状態の変更および障害のイベントとして、サーバーの起動 (server UP) およびサーバーの停止 (server DOWN) メッセージがあります。
イベントのメッセージは、 3 つに分類できます。
デバイスの可用性または障害などの情報メッセージ
特定のファームのデバイスに関連するファームメッセージ
請求メッセージ
監視メッセージは、サービスプロセッサに転送されます。 サービスプロセッサは、そのメッセージを CPDB 内の中央メッセージリポジトリに送信します。 Control Center の監視画面を使用して、監視データを表示することができます。 また、Control Center の監視画面を使用して、ディスクや CPU などのファームサーバー利用率の監視イベントを構成できます。
任意で、外部ネットワーク管理システム (NMS) にメッセージを転送するように CPDB を構成できます。 外部 NMS にメッセージを転送するには、SNMP 接続および管理情報ベース (MIB) 拡張が必要になります。
システムの健全性を監視するための追加ツールとして、オペレーティングシステムコマンドおよび Control Center コマンドがあります。 システムの健全性の監視についての詳細は、『N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition システム管理ガイドを参照してください。