N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition インストールガイド

ソフトウェアイメージの管理

Control Center はソフトウェアイメージと、サーバーおよびスイッチの構成を管理します。 Control Center は、グローバルイメージとアカウントイメージという 2 つのカテゴリのイメージの作成と管理をサポートします。

Control Center から利用できる snapshot ツールを使用して、ソフトウェアイメージをキャプチャしてイメージライブラリに格納したり、引き続きそのイメージを使用して同様のデバイスを構成することができます。 これらのイメージは、グローバルイメージやアカウントイメージに使用できます。 ディスクのスナップショットは、ローカルディスクイメージのマスターコピーを作ることと論理的に同じです。 オリジナルのイメージはイメージライブラリに格納され、イメージへの参照は CPDB に入力されます。 Ifabric1 の構成に応じて、イメージはローカルディスクか、遠隔 NFS ファイルサーバーに存在します。 スナップショットイメージは、Control Center のイメージライブラリで名前が指定され分類されます。 イメージライブラリは、「Control Center server configuration」ダイアログボックスにリストされます。 あらかじめ構築されているイメージから、サーバーまたはサーバーグループに関連付けるイメージを選択することができます。

任意のサーバー (個々のサーバーやサーバーグループ内の特定のサーバー) に関連付けられる、任意のソフトウェアイメージのスナップショットを撮ることができます。 スナップショット機能は、自動的にサーバーをシャットダウンするため、生成されるイメージは安定した、導入準備完了のオリジナルイメージの複製になります。 スナップショットが完了したあと、Control Center は自動的にサーバーを再起動します。

スナップショット機能により、サーバーフレキシングやサーバーフェイルオーバーなどの機能が可能になります。 サーバーで障害が発生した場合、システムは、障害が生じたサーバーの最新のスナップショットを使用して新しいサーバー用のイメージを作成し、このサーバーを代替サーバーで自動的に置き換えることができます。