Performance Reporting Manager には、サーバレイヤ、エージェントレイヤ、およびコンソールレイヤのコンポーネントがあります。
サーバレイヤコンポーネントは、Sun Management Center サーバと同じマシンにインストールする必要があります。Performance Reporting Manager バージョン 3.5 には、次のような 3 つの構成があります。
小 - 5G バイトの空きディスク領域が必要です。
中 - 12G バイトの空きディスク領域が必要です。
大 - 24G バイトの空きディスク領域が必要です。
Sun Management Center サーバマシンが十分なリソースを持っていることを確認します。表 2–4を参照してください。
エージェントコンポーネントは、性能、パッケージ、パッチ、およびハードウェア構成に関するデータを収集したい各マシンにインストールする必要があります。
各 Sun Management Center エージェントマシンが十分なリソースを持っていることを確認します。表 2–4を参照してください。
コンソールコンポーネントは各コンソールマシンにインストールする必要があります。コンソールコンポーネントは Sun Management Center コンソールのメニューと選択を更新して、Performance Reporting Manager をサポートします。
ハードウェア構成データを収集するには、エージェントマシンとサーバマシンにハードウェア固有モジュールがインストールされている必要があります。
Performance Reporting Manager は、次のように各マシンにインストールできます。
Sun Management Center 3.0 から Sun Management Center 3.5 にマシンをアップグレードしている場合、サーバのアップグレードの指示に従います。Sun Management Center 3.5 のアップグレードプロセスを使用することによって、Sun Management Center のデータと Performance Reporting Manager のデータを移行できます。
インストールプロセス中、Sun Management Center 3.5 の Performance Reporting Manager アドオンを選択していることを確認します。
Sun Management Center 3.5 を新規にインストールしている場合は、インストールプロセス中、 Sun Management Center 3.5 の Performance Reporting Manager アドオンを選択していることを確認します。
Sun Management Center 3.5 をすでに各マシンでインストールおよび設定している場合は、Performance Reporting Manager をインストールおよび設定します。『Sun Management Center 3.5 Performance Reporting Manager ユーザーガイド』の「Performance Reporting Manager のインストールとセットアップ」を参照してください。
Sun Management Center サーバで Sun Management Center 3.5 を設定しているとき、選択した構成について 3 つの異なるディレクトリへのパスを求めるメッセージが表示されます。可能であれば、3 つの異なるファイルシステム上にあるディレクトリを指定します。このようにディレクトリを分離することによって、ディスクの競合を減らし、性能を向上させることができます。