Sun Management Center コンポーネントが使用するデフォルトポートは、システム上にすでにインストールされているほかのプロセスによって使用されている可能性があります。デフォルトのポート割り当てによって Sun Management Center をインストールすると、ポートの衝突が起きて Sun Management Center を起動できない場合があります。Sun Management Center の設定時には、各コンポーネントのポートがチェックされ、代替ポートを割り当てるかデフォルトポートを使用するかを確認するメッセージが表示されます。
次の表は、Sun Management Center コンポーネントと各コンポーネントのデフォルトポートを示します。特定のポートが使用中であるかどうかをチェックする方法については、特定のポートが使用中であるかを確認するを参照してください。
表 9–3 Sun Management Center のデフォルトポートアドレス
端末ウィンドウで、/bin/netstat -an | grep portnumber と入力します (portnumber は確認したいポート番号)。例えば、
# /bin/netstat -an | grep 8443 # |
そのポートが使用されていない場合、上記のようにコマンド行プロンプトだけが返されます。
ポートが予約されているか、あるいは使用中の場合は、そのポートのステータスが返されます。例えば、
# /bin/netstat -an | grep 1161 # *.1161 Idle # /bin/netstat -an | grep 8080 # 172.16.0.0.8080 *.* 0 0 24576 0 LISTEN |
この例では、netstat コマンドを入力したマシンの IP アドレスは 172.16.0.0 です。