フィルタ機能を使用して、カスタムレポートの情報タイプをさらに変更することができます。フィルタオプションは、一部のカスタムシステム構成レポート要求で使用できます。
「フィルタ」ダイアログボックスには、いくつかのドロップダウンメニューとテキストフィールドが用意されています。これらを使用して式を作成し、フィルタ条件に含めるレポートパラメタを定義します。提供される表現オペレータは、C プログラミング言語に共通です。フィルタオプションでは、大文字と小文字を区別します。
たとえば、カスタムシステム構成レポート要求を作成して、Solaris 7 や Solaris 8 のオペレーティング環境で稼動するマシンのデータを、フィルタ条件に含めることができます。この場合、「フィルタ」ダイアログボックスで、次のような式を作成します。
Operating System = SunOS 5.7 OR Operating System = SunOS 5.8 |
また、カスタムシステム構成レポート要求を作成して、SyMON パッケージがインストールされたマシンをフィルタ条件に含めることができます。この場合、次のような式を作成します。
Category contains SyMON |
Sun Management Center 3.5 SyMon パッケージがインストールされたマシンのみフィルタ条件に含めるには、上記の表現を次のように変更します。
Category contains SyMON AND Version contains 3.5 |