Sun Management Center 3.5 Performance Reporting Manager ユーザーガイド

データ収集オプション

この画面を使用すると、各ホストのデータ収集を有効または無効にできます。「データ収集」ダイアログボックスには、データ収集を有効または無効にしたエージェントマシンが表示されます。

次の要件をすべて満たすとき、エージェントマシンのデータ収集はデフォルトで有効になります。

ホストのデータ収集が有効になっている場合、左区画の表には、データ収集の状態と前回のデータ収集時刻が表示されます。前回のデータ収集時にデータ収集が行われなかった場合、最初の列に警告が表示されます。これは、前回のデータ収集時にホストが起動していなかった場合などに発生します。警告がない場合、データがスケジュールどおりに収集されていると確認できます。最後の列には、前回のデータ収集時刻が表示されます。

Performance Reporting Manager ソフトウェアをインストールした直後には、データ収集の時刻が表示されるまでに時間がかかることがあります。データ収集を有効にしている限り、この表にはエントリが追加され続けます。次の図に、「データ収集」ダイアログボックスの例を示します。

図 5–2 「データ収集」ダイアログボックスの例

「データ収集」ダイアログボックス。図内のテキストで図の内容が理解できます。

データ収集を無効にした場合でも、右区画の表にはホスト名と前回のデータ収集時刻が表示されます。この情報は、Performance Reporting Manager ソフトウェアをアンインストールするまで、ホストをトポロジから外すまで、あるいは、ホストをサーバーコンテキストから外すまで残ります。

エージェントマシンをレポートに含める必要がなくなった場合、そのマシン上でのデータ収集を停止することができます。あるホストのデータ収集を無効にしても、この画面を使用すれば、もう一度、そのホストのデータ収集を有効にできます。

ホストのデータ収集を有効または無効にする
  1. レポートマネージャの「ファイル」メニューから「データ」を指定して、「データ収集」を選択します。

    「データ収集」ダイアログボックスが開きます。 右区画には、現在データが収集されていないホストが一覧表示されます。左区画には、現在データが収集されているホストが一覧表示されます。

  2. 対応する表からホスト名を選択します。

  3. 必要に応じて、「有効」、「すべて有効」、「無効」、および「すべて無効」ボタンをクリックして、ホスト名を移動します。

    データ収集を無効にするには、左の表から右の表にホスト名を移動します。データ収集を有効にするには、右の表から左の表にホスト名を移動します。「了解」をクリックするまで、変更は適用されません。

  4. 「了解」をクリックして、変更を保存します。