インストールが終了したら、Performance Reporting Manager の setup スクリプトを起動して、サーバー層とエージェント層の構成を行います。
この手順では、インストール処理の最後に Performance Reporting Manager のセットアップを行わないことを選択していることを前提とします。
スーパーユーザー ( su -) で、Sun Management Center 3.5 setup スクリプトを実行します。次のいずれか 1 つを指定してください。
まだセットアップを行なっていないすべてのコンポーネントのセットアップを実行するには、次のように入力します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-setup |
Performance Reporting Manager のアドオンソフトウェアのみを実行するには、次のように入力します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-setup -p PRM |
/opt は、Sun Management Center 3.5 がインストールされているディレクトリを示します。これとは異なるディレクトリの場合には、実際の名前に置き換えてください。
画面の指示に従って構成サイズを指定し、3 つのデータファイルの場所を入力します。
サーバーのセットアップ時に、監視するエージェントマシン数とデータプロパティ数に応じて、3 通りの構成サイズが提示されます。画面の指示に従って、データファイルの場所を 3 回指定します。この場合、同じディレクトリを 3 回入力することもできますが、3 つの異なるファイルシステムから 3 通りのディレクトリを入力するようにします。個別のディレクトリを使用することで、ディスク I/O の競合を軽減し、製品パフォーマンスを向上させることができます。
必要ディスク容量は、セットアップ時に指定した構成サイズによって異なります。次の表は、データファイルの場所別に必要となるディスク容量を示したものです。
表 B–1 サーバー層のデータディレクトリサイズ
構成サイズ |
第 1 ディレクトリのサイズ |
第 2 ディレクトリのサイズ |
第 3 ディレクトリのサイズ |
---|---|---|---|
小 |
2048M バイト |
1536M バイト |
1536M バイト |
中 |
5120M バイト |
4096M バイト |
3072M バイト |
大 |
8192M バイト |
7168M バイト |
7168M バイト |
Performance Reporting Manager の setup スクリプトを再起動する場合は、この手順でスクリプトを起動してください。