システム構成データは、Performance Reporting Manager のログコンポーネントを通じて、エージェントマシン上に記録されます。ログコンポーネントは、インストール時にエージェントマシンに追加されます。記録されたデータは、 Sun Management Center 3.5 のサーバーマシンに転送され、データベースに取り込まれます。レポートデータは、Sun Management Center 3.5 のサーバーマシン上のデータベースに要求を出して入手します。これは、標準パフォーマンスレポートのデータ入手方法と同様です。
レポートオプションは、レポート要求で予め定義されています。標準システム構成レポートの出力形式は、全て表となります。Performance Reporting Manager には、次の 9 種類の標準システム構成レポートが用意されています。これらのレポートは、カテゴリ名とサブカテゴリ名から構成されます。
アラーム (Alarm)
アラーム (Alarms)
アラーム詳細 (Alarm Details) — 各ホストのアラーム情報を全て表示します。このレポートデータには、ホスト名、オペレーティングシステム、アラーム重要度、アラーム状態、日付、アラームメッセージなどが含まれます。レポートの起動時に、ホスト名とポートを指定してください。
アラームサマリー (Alarm Summary) — このレポートは、全ホストについて、ホストごとにアラーム状態とアラーム数を表示します。このレポートデータには、ホスト名とアラーム状態が含まれます。レポートは、すべてのホストに関してサーバーコンテキストの詳細を提供します。
ホストごとのアラーム重要度 (Alarm Severity Count By Host) — レポートはホストごとにアラーム重要度を表示します。このレポートデータには、ホスト名、アラーム重要度、アラーム状態が含まれます。レポートは、すべてのホストに関してサーバーコンテキストの詳細を提供します。
ハードウェア (Hardware)
システム (System)
システム詳細 (System Details) — このレポートはホスト名ごとにシステムの詳細データを表示します。構成リーダーアドオンと Performance Reporting Manager がインストール済みの全ホストに関するサーバーコンテキストを含みます。レポートデータには、ホスト名、オペレーティングシステム、システムクロック周波数、プラットフォームのタイプ、ディスクの合計、メモリーの合計、プロセスの合計、テープデバイスの合計などが含まれます。
プラットフォームサマリー (Platform Summary) — ホスト名ごとにプラットフォームの種類を表示します。構成リーダーアドオンと Performance Reporting Manager がインストール済みの全ホストに関するサーバーコンテキストを含みます。レポートデータには、プラットフォームが含まれます。
OS サマリー (OS Summary) — ホスト名ごとにオペレーティングシステムを表示します。構成リーダー アドオンと Performance Reporting Manager がインストール済みの全ホストに関するサーバーコンテキストを含みます。レポートデータには、オペレーティングシステムが含まれます。
構成 (Configuration)
ソフトウェア (Software)
パッケージ (Packages)
SUNWcsr パッケージを搭載したホスト (Hosts with SUNWcsr パッケージ) — このレポートは、SUNWcsr パッケージがインストールされたホストを、全て表示します。レポートデータには、ホスト名、パッケージインスタンス、パッケージ名、カテゴリ、バージョン、パッケージ情報、インストール年月日などが含まれます。レポートは、すべてのホストに関してサーバーコンテキストの詳細を提供します。
パッケージ詳細 (Package Details) — 特定ホストにインストールされたソフトウェアパッケージを全て表示します。レポートデータには、ホスト名、パッケージインスタンス、パッケージ名、カテゴリ、バージョン、パッケージ情報、インストール年月日などが含まれます。レポートの起動時に、ホスト名とポートを指定してください。
パッチ (Patches)
表形式レポートでは、列見出しを左右にドラッグして、列幅を変更することができます。また、列見出しをダブルクリックすると、その見出しを基準に表をソートすることができます。