Solaris Container Manager 1.1 インストールと管理

Procedureアラームのしきい値を設定する

手順
  1. Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。

  2. ホスト表示で、コンテナが関連付けられているホストを選択します。

  3. 「プロジェクト」タブを選択します。

    このホストに関連付けられているすべてのコンテナを示す表が表示されます。

  4. 表の「プロジェクト名」列で、アラームを設定するプロジェクトを選択します。

    コンテナの「プロパティ」ページが表示されます。

  5. 「アラームしきい値」タブを選択します。

    「アラームしきい値」ページが表示されます。アラームには、重大、メジャー、およびマイナーの 3 レベルがあります。

  6. 設定するアラームのレベルを探し、テキストフィールドにアラームの値を入力します。

    次の 3 つのアラーム設定があります。

    • CPU アラームしきい値 (次の値より小) – 整数または小数を指定します。CPU の使用量がこの値を下回ったときにアラームが発生します。

    • メモリーアラームしきい値 (次の値より大) – M バイト単位の整数を指定します。メモリーの使用量がこの値を上回ったときにアラームが発生します。

    • 送信先 – 有効な電子メールアドレスを指定します。アラームが発生したときに、電子メール警告がこのアドレスに送信されます。


    注 –

    1 つ、2 つ、または 3 つのレベルのアラームを一度に設定できます。複数のアラームが発生した場合は、もっとも値が大きいアラームがアイコンとして GUI に表示されます。同様に、もっとも値が大きいアラームの電子メール警告が送信されます。


  7. 「保存」をクリックします。

    これでアラームは設定されます。Container Manager によって、このコンテナがアラームの値に対して監視されます。

    アラームの生成時に実行する処理を追加できます。Sun Management Center 3.5 Update 1b の Java Console 層を使用して処理を追加できます。たとえば、ゾーンが実行されているホストが応答しなかったとき、Container Manager によって重大アラームが生成されます。このアラームは、重大アラームの処理が設定されているホストに伝播されます。