Solaris 8 OS のホストでは、リソースプール pool_default だけが使用可能です。pool_default の CPU シェア数は 100 です。
Solaris 9 と Solaris 10 OS のホストでは、新規リソースプールを作成すると、プールの CPU シェア数が設定されます。Solaris Container Manager でデフォルト値が入力されますが、任意の整数を入力できます。たとえば、リソースプールに使用可能な CPU 当たり 100 CPU シェアという公式を使用できます。この場合、1 CPU のプールには、100 CPU シェアを割り当てます。
このプールに、Project X、Project Y、および Project Z の 3 つのプロジェクトがあるとします。もっとも重要なプロジェクト Project X に 50 CPU シェア、次のプロジェクト Project Y に 10 シェア、そして次のプロジェクト Project Z に 40 シェア割り当てます。
新規プロジェクトウィザードを使用してプロジェクトを作成するときに、プロジェクトに CPU シェア数を割り当てます。新規プロジェクトウィザードでは、プールの予約されていない CPU シェア数が表示されるので、使用可能な CPU シェア数がわかり、適切な数をプロジェクトに割り当てることができます。